防衛大学校同窓会の概要


(平成15年2月17日作成)

1 沿革

 昭和36年1月21日、「会員相互の親睦、母校の発展及び社会的活動に寄与」 することを目的とし、志摩 篤氏(陸1期)を初代会長として発足。

 本部は、当初、防衛大学校内、平成9年4月1日六本木、 次いで同年7月1日現在地・市谷(防衛庁前、共済1号館)に移転。

2 現状

(1)組織

 会長(第十五代) 阿部 博男氏(空1期)。

 会員数約2万名(退官者8千名、現役1万2千名)。

 本部事務局を市谷に、小原台事務局を防衛大学校に置き、北部、 東北、西部(陸自各方面区をカバ−)及び沖縄の4個地域支部と、広島、東海、 関西、北陸、及び小原台クラブの5個直轄地区支部、並びにシンガポ−ル、タイ の2個海外支部で構成。
 会員は防衛大学校全卒業生及び一般大学出身の防衛大学校研究科卒 業生の内、希望する者等。

 平成14年6月7日の代議員会で、本部は、15年7月1日から、新体制:次期会 長 渡邉 信利氏(陸6期)への移行が決定。

(2)活動

 平成6年度に同窓生に対するアンケ−ト調査、部隊訪問による意見聴取を行い策 定した中期事業計画(平成10年度スタ−ト)に基づき実施中。

ア 「退官卒業生の防大卒業式への参加(ホ−ム・カミング・デ−)」
 平成15年3月23日には4期生(家族を含めて400名以上参加)予定。

イ 「現職・OB会員の交流」事業
 平成14年8月25日、福井、石川、富山3県の同窓生約120名(現役30名、OB90 名)により北陸地区支部(直轄支部)を設立。4個地域支部及び5個直轄地区 支部へ。

ウ 「親睦・交流」事業
 本部主催による期別対抗各種競技(平成14年度、テニスは5回目、ゴルフは6回 目、囲碁は4回目等)の他、各地域支部、直轄地区支部ごとに各種事業(ゴルフ、 ハイキング等)を実施。

エ 「外国留学生OBとの連携強化」事業
 平成11年度のシンガポ−ル(現在、会員数約30名)に引き続き平成12年度には、 タイ(同、約100名)支部を設立。

オ 「講演会の実施」事業
 例年、年度末の総会に併せて著名人士を招聘し実施。

カ 「全国的な情報網の整備」事業
 平成11年度、本部にEメ−ルを設置。
 平成12年度、防大同窓会ホ−ムペ−ジを開設。
 13年度から、同窓会活動の結節点で各期陸、海、空の代議員へ「お知らせ」 配布を開始。
 毎年1月1日、同窓会機関紙「小原台だより」を発刊。

キ 同窓会会員名簿の発刊事業
 平成10年度に引き続き、15年10月発刊予定。

ク 防大創立50周年同窓会記念事業
 平成7年11月11日、佐久間 一氏(海1期)を委員長とする記念事業委員会 設置を議決。会員から醵金を募り、事業を推進。平成14年2月28日、防大にステ ンドグラス、平成14年10月8日に彫刻像を寄贈。同年11月16日に防大において 記念行事を実施。引き続き防大顕彰室、資料館の整備を支援の予定。

 平成14年12月20日、「防衛問題に係わるデ−タベ−スを主として同窓生により構 築し、国家、社会に対し軍事的配慮の重要性を正しく発信し得る環境を段階的 に整備する」等を趣旨とするMCI事業の15年度からの推進を議決。

 平成15年度事業は、@防大ホ−ムペ−ジ、A名簿の登録・閲覧機能、 Bメ−ル機能、C貢献志願者登録、D防衛能力者登録、に必要なシステムを 構築し、運用を開始。
 事業を具体化するためのMCI準備委員会が平成15年4月1日設置予定。


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