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  細胞分子生物学研究室では、細胞の正常や病理と関係するさまざまなタンパク質の構造と機能を、最新のタンパク質化学、細胞生物学、分子生物学の解析技術を用いて研究しています。また、得られた成果を基礎および医科学分野の応用研究に展開することで、生命のしくみに対する新しい原理やメカニズムを分子レベルで解明することを目指しています。

研究例1:細胞内シグナル伝達経路のプロテオミクス研究

  分化、増殖、アポトーシスといった細胞の運命は、シグナル伝達タンパク質と呼ばれる一群のタンパク質が、他のタンパク質や生体分子と多種多様に相互作用することで決定されます。液体クロマトグラフィーと質量分析計を基礎とする“プロテオミクス”の解析技術を利用することで、細胞内シグナル伝達経路の複雑な反応を“全体として”分析する研究を行っています。

研究例2:タンパク質凝集体の形成機構に関する研究

  タンパク質の細胞内の存在量は、タンパク質の合成と分解のバランスによって調節されています。一方で、加齢や病気などでこのバランスが崩れると、タンパク質は凝集し、不溶性の構造物となって体内に沈着します。当研究室では他大学との共同研究を通して、構造や機能が異常化した凝集体の沈着機構に関する研究を行っています。