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  反応化学研究室では、高機能触媒上での反応、電気極表面上での反応、高温・高圧下での燃焼化学といったミクロな化学反応の制御や視覚化について研究しています。


研究例:イオン選択性プローブによる局所イオン濃度のイメージング

クラウンエーテルを溶解させたジクロロエタンと水溶液界面に電位を印加すると、水溶液中のイオンが有機溶媒相へと移動することが知られてています.ジベンゾ18クラウン6のジクロロエタン溶液を細く引いたガラスキャピラリ内部につめ、キャピラリ内部を負に印加すると水溶液中のカリウムイオンの促進イオン移動が起こり、カリウムイオン選択性電極として機能します.キャピラリ孔内につめたナフィオンをSTAモードでSECM測定すると3次元マッピングが得られ、ナフィオンの部分が盛り上がった様子が観測されます.