防衛大学校 通信工学科

アンテナ工学講座

担当教官

研究内容

アンテナ工学講座では、将来の各種メディアのシームレス化 (seamless=“継ぎ目のない”、様々な通信技術が統合されること。例えば無線LANやテレビと携帯電話の統合がすでに実現している。右は Vodafone(株) ホームページから) に向けて、高周波数帯技術として貢献できるマイクロ波アダプティブ技術の開発を目的に研究を進めています。

例えば、今様々な衛星放送サービスがありますが、ユーザが意識することなく複数の衛星放送サービスを一つの受信機で受け取ることができる装置の開発です。

現在、液晶ディスプレイに用いられている液晶材料に注目して、新たな応用としてマイクロストリップライン構造液晶アダプティブ(適応技術)デバイスの開発に取り組んでいます。

本研究室では、アイデアの創出、ディスカッション、物理的意味の把握を研究活動の中心におき、電磁界シミュレーション、デバイスの製作、実験を繰り返しながら創出されたアイデアを実現しています。