科目の概要

〔必修共通科目〕要員・専攻に関係なく、全員が必ず履修しなければならない科目です。
防衛学基礎

古代から現代にいたる主要な戦争や自衛隊の発展過程を概観し、戦争の本質及び戦争の変遷を理解するとともに、防衛学における基本的概念や理論等の基礎的知識を身につけることにより、じ後の防衛学を履修する際の基礎を確立する。

国防論 現代の国防に関する諸問題を理解考察するための基礎知識を習得させる。
軍事史序論 軍事史は、防衛に関わるものの必須の教養であり、史的考察により有効な法則を導く基礎となるものである。本講義では、近代以降の軍事と戦争について、国防政策、軍事戦略、軍事制度、戦争・作戦指導などの視点から考察し、事後の研鑽に必要な軍事的素地を与える。この際、軍事と戦争に見る日本人の特質を理解させる。
統 率 「人の上に立つ者とは、こうあるべき」等、幹部自衛官として目指すべき統率に関する目標(理想像)と今後収斂すべき事項のイメージアップを目的とする。
軍事と科学技術 軍事と科学技術の相互関連性及びその重要性について歴史的変遷を通じて理解させる。
戦 略 軍事戦略に関する基礎的な知識を付与するとともに、初歩的な戦略的思考能力を涵養する。
作 戦 現代における陸上・海上・航空作戦及び統合・連合作戦並びに作戦に共通な機能の概要を理解させることを目的とする。
国際情勢と安全保障

我が国の置かれた安全保障環境や安全保障政策について理解を深め、防衛省・自衛隊での実任務を遂行する上での資とする。

国際情勢と安全保障
(英語)

英語による安全保障の講義・討論等を通じ。国際センスを磨き、戦略的かつグローバルに考える。

〔必修要員別科目〕各要員別に全員が履修しなければならない科目です
陸上作戦
(陸上要員)
陸上戦力によって実施される作戦及び戦闘に関する基礎的知識を付与し、陸上作戦の概要を理解させる。
海上作戦
(海上要員)
海上戦力(海軍)の意義及び各種戦に関する基本的な知識を付与するとともに、作戦の構想等に関する基礎的事項について理解させる。
航空作戦
(航空要員)
航空(宇宙)戦力の意義及び各種航空作戦に関する基礎的な知識を付与すとるともに、運用に関する基礎的知識を理解させる。
防衛学特論T 統率、国防、軍事技術、戦略・作戦及び軍事史の5分類のうち、いずれかの分類を選択して研究レポートを作成し、論理的思考能力を向上させる。
研究レポートの作成に資する講義や指導を行う中で、軍種の特性を理解させ、職業に対する誇りと自信を付与するとともに、自己修養の重要性を理解させる。
防衛学特論U 統率、国防、軍事技術、戦略・作戦及び軍事史の5分類のうち、いずれかの分類を選択し、各講座担当教官の実務経験を活用して、より深く修学し、軍種の特性を理解させ、職業に対する誇りと自信を付与するとともに、自己修養の重要性を理解させる。
〔選択共通科目〕個人の希望により、必要に応じて履修する科目です。
国防政策T 安全保障体制の概要を教育するとともに、個別の安全保障体制の研究を通じて基礎的事項を理解させる。
国防政策U 主要国の国防政策について比較し、その類似性と相違性を考察することによって、国防政策の基礎的事項を理解させる。
国防政策V 紛争研究の理論的アプローチと国際社会の紛争解決に関する現状と課題について理解させる。併せて、日本及び防衛省・自衛隊の国際平和協力業務に 関する基礎的知識を習得させる。
国防政策W 我が国の防衛政策の基本的事項を理解させるとともに、防衛政策及び防衛力整備の変遷等を通じて、我が国の国防について考察させる。
科学技術と安全保障T 最新の軍事・科学技術を紹介するとともに、科学技術と安全保障の相互関連性を教育し、国家防衛における科学技術の重要性を理解させ、じ後の進展性の素地を付与する。
戦略論T 近代以降の軍事戦略(核戦略、在来/通常戦略、非正規戦略等)の一つを掘り下げて考察するとともに、事例研究又は地域研究の手法を用いて、戦略理論の実際への適用について理解を深める。
戦略論U 軍事組織の意思決定を考察する上で有用な概念等を理解させる。
戦略論V 戦争における政治家の戦争指導と軍指揮官の戦略を理解させる。
軍事史T

明治以降の陸海軍の軍人指導者を対象として、民族の特性が最も端的に現戦争や現れる戦争や危機といった国家の非常事態などに際して、彼らがとった行動と思想的背景を分析し、「日本人とは何か?」について考える。

具体的には、以下の項目に着意して授業を進める。その際、理解を容易にするためにビデオを活用する。

  • 1 当時の軍人指導者の生きた時代の検証を試みること。
  • 2 軍人指導者の人間像を分析すること。
軍事史U エア・パワーの誕生、航空軍事技術の進歩、航空戦略の創設と発展、そして戦争におけるエア・パワーの役割を歴史的経緯を踏まえて理解させる。
軍事史V 大東亜戦争から敗戦から警察予備隊創設を経て、陸・海・空自衛隊発足に至る歴史的経緯をたどることによって、軍隊としての自衛隊の特異性とあるべき姿を考察する。
軍事史W 火器の発明以降の軍事史を学び、技術革新により火器の発達と、それに伴う軍事戦略・戦術等の変化を理解させる。
軍事史X 古代から現代に至る海軍や海戦等を中心とした海事史を学ぶことにより、国家や文明の興亡に海が果たした役割を理解させ、海上防衛の重要性について考えさせる。
防衛学専門書購読T 安全保障に係る文献の購読を通じ、最新の安全保障事項を理解させるとともに、 戦略的かつグローバルに考える。
防衛学専門書購読U 安全保障に係る文献の購読を通じ、最新の安全保障事項を理解させるとともに、 戦略的かつグローバルに考える。
実用軍事英語 国際士官候補生会議や派遣留学生等の現在の学業、及び将来における日米共同作戦、平和維持活動等における業務に必要である軍事英語について、基礎的な表現力を付与するとともに、軍事に関する知識を深化させる。