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安全保障・軍事作戦法規

安全保障・軍事作戦法規研究の概要

安全保障・軍事作戦法規研究分野は、安全保障政策の立案・決定・実施における法の役割について広くそして多角的に研究することを目的とし、伝統的な実定法学にとどまらず、政治学・国際関係論その他、文理問わず様々なディシプリンを活用する学際的アプローチを重視するものです。

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安全保障・軍事作戦法規分野の研究プロジェクト

現在、以下の研究プロジェクトに取り組んでいます。

1【終了】日米同盟における国際法規範の役割に関する学際研究

(1) 概 要
国際法規範は、はたして日米同盟の実施運用そしてさらなる強化を支える『共通言語』ないし『共通のロジック』たり得るのか。つまり、国際法規範は日米同盟にとって本当に重要なのか。本研究は、武力行使の観念と自衛権の射程をめぐる両国のギャップに焦点を当てつつ、以上の問題を法学と政治学の視点から明らかにするものです。

(2) 研究代表者
黒﨑将広 防衛大学校人文社会科学群国際関係学科准教授

(3) 共同研究者
石川卓 防衛大学校人文社会科学群国際関係学科教授
石井由梨佳 防衛大学校人文社会科学群国際関係学科准教授
鈴木一人 北海道大学教授
彦谷貴子 米国コロンビア大学准教授
ほか海外の研究者で構成

(4) 研究成果
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2武力紛争の人道化に向けた遠隔操縦ロボット用統合状況把握システムの開発

(1) 概 要
人工知能(AI)やロボット技術の発展に伴い、今日、世界中でロボットの兵器化が注目を集めています。こうした状況に不安を抱く声も多く、既存の国際ルールでどこまでロボット技術を平和的または人道的に利用することが可能なのか、また、そのためにはどのような規制が新たに必要となりうるのかを実証的に検証する研究が急務とされています。こうした状況に鑑み、本研究は、ロボット技術が武力紛争の犠牲者保護にどこまで資する可能性を秘めているのかに焦点を当て、また将来的にはこれを人間に任せることのリスク(ヒューマン・エラーをめぐる問題)の分析をも視野に入れつつ、以上の問題を学際的アプローチで検討することを目的とするものです。

(2) 研究代表者
辻田哲平 防衛大学校システム工学群機械工学科准教授

(3) 共同研究者
黒﨑将広 防衛大学校人文社会科学群国際関係学科准教授
山田俊輔 防衛大学校システム工学群機械工学科准教授
佐久間大 防衛大学校電気情報学群情報工学科准教授
江藤亮輔 防衛大学校システム工学群機械工学科講師

 
3【終了】軍隊の活動に対する国内法的規律の形態に関する比較調査

(1) 概 要
本研究は、軍隊の活動に対する法的規律の形式に関する比較法研究です。軍隊の任務の多様性に応じて、また、それぞれの国によってもその活動の国内法的規律の有無及びその形態は、様々です。本研究は、7か国(アメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス)を調査対象として、国内法的規律の有無及び形態を調査するものです。

(2) 研究代表者
山中倫太郎 防衛大学校人文社会科学群公共政策学科教授

(3) 共同研究者
福嶋輝彦 防衛大学校人文社会科学群国際関係学科教授
山崎元泰 防衛大学校人文社会科学群公共政策学科教授
奥村公輔 駒沢大学法学部准教授
辻雄一郎 筑波大学人文社会系准教授

 

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