コースの概要

国際協力隊

*国際安全保障コース

日本を取り巻く安全保障環境を多角的に分析・研究し、これに有効に対処する方策を構築し得る高度の専門的能力の修得を目的としている。具体的には国際協力や国際紛争、国際秩序などに関する理論的なアプローチや、世界各地域の安全保障環境などを研究する。国際秩序維持への日本の貢献に対する期待が高まる中で、十分にその一翼を担い得る人材を養成することもこのコースの目標である。


GW3

*戦略科学コース

内外の環境変化に対応して安全保障政策を効率的に遂行するために必要な組織と戦略のあり方を科学的に研究する高度の専門能力の修得を目標としている。防衛省の政策官庁化が進み、自衛隊の任務が多様化する中で、ダイナミックな組織デザインや自己革新を図るためのビジョンを描くことができる人材を養成することがこのコースの目標である。具体的には組織論や情報戦略、政軍関係、防衛行政などを研究する。


GW3

*安全保障法コース

我が国の防衛と国際平和に寄与すべき法秩序のあり方を研究するため、国際法、国内法および比較法の視点から多面的にこれを分析し、安全保障関係法令の総合的運用に必要な専門的知識を習得することを目的とする。具体的には、戦争法、国際刑事法、海洋法といった国際法分野とともに、防衛・国際平和協力に関する国内法制を公法・私法の両面から研究し、加えて諸外国の法制度との比較の観点から、日本の現行法令と将来の立法のあり方を考える視座を養うことにより、安全保障分野の法実務と立法政策の立案に携わる能力を有する人材の養成を目指す。


日本最大の研究教育拠点