国際関係学科ニュース 2011年度

11月30日(水)4年生校外見学

倉田秀也教授の引率の下、共同通信社を見学しました。

10月26日(水) 「雨ニモマケズ風ニモマケズ」の卒業研究中間発表会

去る9月21日(水曜日)、台風の嵐が吹き荒れる中で我々国際関係学科教官・4年生一同は、卒研中間発表会を開催しました。卒業研究とは、4学年次に学生たちがそれぞれの希望する研究室に所属し、一年かけて教官の指導を受けながら論文を完成させるというものです。これは防大での勉強の総仕上げとなる重要な機会ですし、何より卒業論文を書かないと学生たちは卒業することができませんから、まぁ彼らはそれなりに必死にやる訳です。今回はその進捗状況を報告する機会なのですが、毎年、鬼教官たちに「研究なめんなYo!」とボッコしやられる儀式と化しています(もちろんこれは愛のフルボッコです)。今回はその模様を簡単に学生たちに報告してもらいました。
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↑ 開会のあいさつをする我らが学科長宮坂先生。スライドはトップバッターの小野学生の発表です。この間、廊下でとても緊張していました。

↑ 中川学生の発表。堂々と発表しています。クメール・ルージュの虐殺についての研究です。

↑ 先生から質問を受けるモンゴルからの留学生、バートル学生。矢継ぎ早に鋭い質問をいただく会場の空気は独特のものがあります。彼がその後うまく切り抜けられたのかは定かではありません・・・(汗

↑ 発表を真剣に聞いておられる先生方。苦笑いが怖いです・・・(笑)

↑ 発表が終了後のひとコマ。卒研の担当教官から講評をいただいています。

10月4日(火) 英国ロンドン大学パタラーノ博士による客員講義が行われました。

9月の14日から22日にかけて、英国ロンドン大学キングズ・カレッジ戦争研究学部専任講師のアレッシオ・パタラーノ博士 (Dr. Alessio Patalano)による客員講義(テーマ:「シーパワーと東アジアの安全保障」)が行われました。

この講義は、明治期から現代に至るまでの歴史的展開に即してシーパワーとは何かを明らかにしつつ、中国の台頭と東シナ海・南シナ海の領土問題といった現代的諸問題に迫るという、まさに防大生必聴のものでありました。

↓ 初回からハイテンションでエンジン全開のパタラーノ先生。板書は英語ですね。ということは講義は英語で行われているんですかね。国関では英語を得意とする学生が多いとはいえ、大丈夫かなぁ・・・。

↓ おっ、なにやら恍惚ともとれる表情の変化にあわせて板書も日本語に変わってるぞ!なんだ、この先生は日本語もできるのか!心配して損した。

↓ 国関の論客、崔元賓(チェ・ウォンビン)学生(57期留学生・韓国空軍士官学校)が果敢に挑んでいます。パタラーノ先生もタジタジ・・・のように見えなくもありません。

↓ 最後は受講生とともに記念撮影。疲労感(?)一杯の学生たちの表情とは裏腹に(しかし本当に誰も笑っていないな・・・)、パタラーノ先生の表情は達成感に満ちあふれています(前日の夜は学科長に勧められて横須賀名物のホッピーも堪能されたとのことです)。集中講義、お疲れ様でした。また来て下さいね。

このように国際関係学科では、学外からも講師をお招きして、学生たちに幅広い視野で物事を考えてもらう機会をできるだけ多く提供するよう努めています。今回の企画を実現するにあたりご尽力頂きました等松先生にも感謝!

6月1日(水) 57期国関生が今年度の海外派遣学生に選ばれました!

今年度の海外派遣学生(防大57期)に、国際関係学科より、池田宏充学生(ドイツ陸軍士官学校)、宇生航学生(アメリカ海軍兵学校)、久保翔平学生(アメリカ陸軍士官学校)、多田絵見学生(アメリカ空軍士官学校)、高島健学生(フランス陸軍士官学校)、田中将来学生(中国人民解放軍理工大学)の6名が選ばれました!

↓ 後列左手より多田学生、宇生学生、池田学生、久保学生。前列中央が高島学生。

↑ ちなみに右端の久保学生のように、アクセサリーを制服いっぱいにつけまくるというのが一部の防大生の間で流行っているファッションなんだそうです。その他にも、多田学生のように名札の縁を黄色とか赤色ですべて塗り囲むのがカワイイという学生もいれば、特定の箇所だけを塗り囲むのが今年のトレンドだと考える学生もいるようです。どうやら制服姿の中にも彼らなりのお洒落に対するこだわりというのがちゃんとあるんですね。。。などと思っていた時が私にもありました。全然違います。

↓ 田中学生(何に想いを馳せているのかわからないけど、たぶん中国はそっちの方向じゃないと思うよ)。

彼らには、防大国際関係学科の学生として恥ずかしくないよう、しっかり学んで知己を広めて行って欲しいですね。今後は彼らの近況報告もできればと思います。かっこいいですね、未来の駐在武官たち。

5月25日(水) 米国国務省日本語研修員(外交官)との交流会

米国国務省の日本語研修プログラムの一環として、5月25日、在日米国大使館員7名(在日米国大使館東京アメリカンセンター館長や領事等)の方々が防衛大学校に来校しました。彼らは国際関係学科2学年のいくつかの科目を利用して国関生たちに在日米国大使館の役割について講演を行い、その後各担当教官のゼミに分かれて積極的に意見交換を行いました。

↓ 在日米国大使館・東京アメリカンセンター館長による講義の模様。

聞いてますね。彼らは確実に聞いてます。

↓ その後、早く俺に話させろと言わんばかりの勢いで質問をする58期秋島学生(陸上要員)。日頃の教官陣の指導の賜物なのでしょう。大変素晴らしい発言でした(でも質問の内容は忘れました)。

↓ 学生の見事な発言にこりゃ一本とられたわい、と思われたに違いありません。

↓ 石川ゼミでの懇談風景。

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