平成16年度人間文化学科NEWS
中 国 旅 行 記
全行程
○出発当日
関西国際空港集合。

関空にて

広州空港到着 さすが広大な国だけあって、空港もとにかく広いです。
○桂林漓江下り
紹介:
漓江は広西北部の興安県の猫児山に源を発し、南の梧州のまで全長426km。
漓江下りとは桂林から陽朔までの流域83kmの景色を指している。
緑を称えた漓江は、薄絹の帯のように万を数える奇峰を縫って流れている。漓江沿い一帯には碧水が巡り流れ、美しい山々が起伏し、
その間を蛇行する清冽な流れに映る倒影は圧巻。ゆったりと進む船と平行して次から次へと現れる奇峰の数々は観光客を飽きさせない。
また、途中に小さな少数民族の村もあるので、風景だけでなく彼らの生活や建築様式などに目を向けても楽しい。
有名な景観は象山水月、斗鶏雄峙、九牛三州、冠岩幽境、半辺 奇渡、楊堤風光、画山観馬、興坪など。至るところまさに一幅の山水画
そのもの。これは「百里画廊」ともいえ、漓江下り観光コースの一つのハイライトである。

船上にて、濱村先生&その愛娘さんと、劉さんです。

船内で 漓江を背に記念撮影
桂林漓江下り・船上

右の彼の欲望を流し去る漓江 激写

みんなで
○象鼻山観光
紹介:
大きな象が鼻を伸ばして川の水を飲んでいるような姿から名前が付いた。鼻と足の間の円形の洞窟は「水月洞」と呼ばれ、
洞の口が半円形を成し、川面に映している半円形と合わさって、ゆらゆらと川に浮かぶ様子は満月さながら。宋代の北処士の水月洞詩
「水底に明月有り、水上に明月浮かぶ、水流れるも月去らず、月去るも水なお流れる。」はここの景色を描写したものである。
象の頭にあたる部分には、普賢塔という仏塔が建っている。明代に創建されたもので、剣の柄に似ているところから剣柄塔とも呼ばれる。
象鼻山のすぐ下には、唐代に創建された雲峰寺(1980年に再建)もある。

広西の民族衣装と象鼻山 押し売りに遭い必死で逃げる
○芦笛岩観光
紹介:
蘆笛岩は桂林市の西北郊外にある光明山の山腹に位置しており、 市内中心から5km離れたところにある。岩洞の深さ240m、
遊覧コース500m。 洞内には数多くの鍾乳石、石筍、石柱、石幔、石の花が見られ、色と言い形と言い、目にも鮮やか。
それぞれ趣を異にする景観が楽しめる。獅林朝霞、 紅羅宝帳、盤龍宝塔、原始森林、水晶宮、多種多様の精緻な美を競いあって、
さながら大自然の芸術に彩られた宮殿 に入った感がある。桂林市内観光のハイライトである。

洞内中心部にて撮影。幻想的な光景が目の前に広がります。
雑記:
この日は自然が織り成す芸術を存分に堪能しました。人が手を加えることなくしてこのように美しい景観が存在することは、
誰にとっても大変幸運であり喜ばしいことです。世界には、まだ私たちの見ていないすばらしい景観が大いにあります。
これらのものを見るためだけに人生長生きしてみたり、また旅費のために貯金してみたりするのもいいのではないでしょうか。
○終日石林日帰り観光
紹介:
昆明から南東方向に約82キロほどの石林イ族自治県にある。総面積は400kuで
7ヶ所のエリアに分かれている。“造型地形天然博物館”といわれ、典型的なカルスト地形による景観にその特徴がある。
中国国内の四大自然景観の一つであり、また、1982年中国国務院に認可された第一回目国家級重点風景名勝区の一つでもある。

近くで見ると、このようになっています。雨水が長い年月をかけて岩石を削り、現在のような地形となったのです。

上から眺めた光景です。「石の林」が、本物の林に混じって生い茂っているように見えます。
○昆明市内観光
・西山龍門
断崖を掘削して造られた道教石窟。入口の石門には龍門の文字が大書されており、精巧な彫りこみと色鮮やかな着色が特徴。“登龍門”の語源である龍門は、門の一部を触ると科挙に合格するとか、出世すると言われている。また半円形の展望台からは昆明湖を一望することができる。眼下に広がる昆明湖の眺めは絶景。昆明に来てここを訪れない人はないと言われるほど。

龍門前にて撮影 看板の下の丸い石を触ると幸運が訪れるそうです。

緑に囲まれた寺院の一つ 雲南の民族衣装
・華亭寺
雲南省で最大規模を誇り900年以上の歴史がある。何度も再建を繰り返し、現存する物は1923年虚雲大和尚が再建したもの。寺院内には200あまりの建築物がある。寺院内に鐘楼、天王宝殿、大雄宝殿及び数個の花園がある。ここの仏像と五百羅漢に特色があり、歴代の対聯、扁額は意味深長である。山門は雄大な三層の中式楼閣、反り返った軒先で、力強くそびえている古木と肩を並べる。また、園内には椿、いぬまき等珍しい植物を植えている。

華亭寺
雑記:
いよいよ研修としての旅行もこの華亭寺で最後となりました。この5日間で中国の様々な文化的・自然的遺産をこの目で実際に見て感じ取る
ことができました。そしてこの旅行は、今まで日本のことしか知ることのなかった小さな私に、異文化を知ることの重要性と、
自分たち以外の立場からものを考えることのできる広い視野をもたらしてくれました。

異文化交流
○帰国当日
この日、執筆者ら4人を除く6人は、朝早く帰国の途に就きました。と同時に、異文化研修としての旅行は、その全行程を終了しました。
私たちがこの旅行で得たものは、何ものにも代えがたい素晴らしいものでした。広大な大陸を歩き、見知らぬ人々と言葉を交わし、
友情を育みました。どれも日本にいて普通に生活していたのでは決して体験できないものです。
たとえ言葉がうまく通じなくても、文化が違っても、伝わるものは確かに在ります。なぜなら、同じ人間であるからです。
我が人間文化学科が目指す異文化コミュニケーションに何よりも必要なもの、それは互いを理解しようとする真摯な心です。
そしてそれは人間が普遍にもちあわせているものであることを、私は確かに感じました。