卒業研究

 4学年において、これまでの集大成として卒業研究を行い、論文を執筆します。また、優秀なものには最優秀卒研賞が贈られます。(*2008年度(53期)より実施。)
最優秀卒研賞
2023年度
(68期)
ロシア臨時政府はなぜ十月革命で倒されたのか―臨時政府と民衆の隔たりから考える―
2022年度
(67期)
宗教と非宗教のあわい―大正期における敬神崇祖の位置づけをめぐって―
終戦期における海軍の戦争指導方針―海軍省と軍令部の一致から乖離へ―
2021年度
(66期)
日露戦争におけるコレラ衛生・防疫
「死の舞踏」がメキシコ「死者の日」における骸骨画に与えた影響
戦時詠の功罪―太平洋戦争期の短歌受容と短歌史への影響―
オスマン帝国末期のハレム―衰えゆく帝国で女性たちはどう生きたのか―
2020年度
(65期)
19世紀イランの宦官と小姓―カージャール朝宮廷における越境する存在―
「朝鮮鉄道十二年計画」から見た朝鮮の資源・産業開発〜1920年代を中心として〜
2019年度
(64期)
スコットランドにおけるフットボール文化の再検討―政府の諸政策を手掛かりに―
1990年代における中国の海洋観の転換―中国人民解放軍海軍の戦略を中心に―
2018年度
(63期)
水野広徳と軍備縮小同志会
2017年度
(62期)
西南戦争における軍隊の特徴―新撰旅団の構想と実態から―
2016年度
(61期)
李贄研究―学問観と統治論について―
沖縄県庁の戦時行政
2015年度
(60期)
古代日本における天狗の諸相
2014年度
(59期)
*最優秀該当なし。優秀卒研賞
2・26事件〜農村恐慌と青年将校〜
帝政ロシアにおけるバレエの発達―歴史的要因の分析を中心に―
日本の『山海経』受容―地図に見る海経の世界観―
神社信仰の変容と地域共同体―横須賀市諏訪大神社を例に―
2013年度
(58期)
戦後日本の南極政策
「尊王」と「国体」―和辻哲郎の「思想戦」―
2012年度
(57期)
ロシア人の東漸と黎明期の日ロ関係―日本人漂流民を手がかりとして―
石原莞爾の世界観の形成とその発展過程
2011年度
(56期)
近代欧米における軍楽の役割とその時代的変遷
2010年度
(55期)
幸せへのアプローチ―人生満足を高める対処的悲観性の受容―
2009年度
(54期)
ゲバラ革命思想の本質―シミュラークルとしての「チェ・ゲバラ」とその受容形態の変容―
2008年度
(53期)
「胎児・赤子」にみる日本人の生命観―近世日本におけるマビキ慣行の考察―
現代日本人の宗教―その無宗教観に関する考察―

各ジャンルの優秀論文の一部
歴史学 「中近世自治都市に対する軍事的側面からの一考察―ケルン市を例に―」
「イランの白色革命期における軍隊による女性教育―女子識字部隊の活動とその隊員の意識変化―」
「19世紀後半におけるモルモン教会とその法的闘争―アメリカ合衆国の宗教的自由に見られる不寛容―」
「昭和二十年代の宮内官僚組織改革と皇室制度」
「王政復古をめぐる政治過程と北越戦争―北越戦争開戦経緯の再検討―」
「『利家夜話』による前田利家の実像についての考察」
「国家再建におけるリーダーシップ」
人文地理学・地域文化研究・文化人類学 「陸軍を中心とした対イスラム教徒政策とクルバンガリー」
「二十世紀初頭エジプトにおけるホダー・シャァーラーウィーの女性解放運動―ホダーは何故ヴェールを脱いだのか―」
「弘法大師の水―伝説継承に関する地理学的考察―」
「減災の可能性―土地利用とハザードマップの比較―」
「「胎児・赤子」にみる日本人の生命観―近世日本におけるマビキ慣行の考察―」
「中東におけるクルド人のアイデンティティ」
「北朝鮮の主体(チュチェ)思想―金日成による創始から金正日後継体制へ―」
「梁啓超『中国之武士道』考」
「多民族社会アメリカ―WASPのゆくえ−」
心理学 「心に問題を抱えた人に対する偏見―防衛大学校の学生間における偏見を通して―」
「人はなぜ他者のために行動するのか―親孝行の事例を中心として―」
「幸せへのアプローチ―人生満足を高める対処的悲観性の受容―」
「何が献身的な任務に立ち向かわせるのか」
「人を成長させるには」
「集団自決はなぜ起きたのか」
「いやしの分析」
「防大生のストレス」
哲学・倫理学 「言語と共同体―ハイデガーの思索より―」
「ニーチェの超人思想―生の在り方の見直し―」
「現代日本人の宗教―その無宗教観に関する考察―」
「ベンサムの功利主義」
「「時間」、「お金」、「共同体」―ミヒャエル・エンデの思想―」
「人倫とは何か―ヘーゲルのカント道徳哲学批判―」
文学・言語文化・メディア研究 「「安吾文芸」―新たな知的領域の開拓―」
「高杉晋作―その詩と軌跡―」
「「戦争文学」への視点―「大東亜戦争」期を中心に―」
「「翻訳」の可能性―近現代の翻訳論に見る方法意識の変遷とその未来―」
「「ちょっと」から見た日本語のコミュニケーション方略―英語での表現と比較して ―」
「日本語の敬語と韓国語の敬語」
「パフォーマンスにみるインターカルチュラリズムの可能性―その身体訓練法をめぐって―」
「自然化される「女性性」と近代日本社会―女性イメージの創出と受容―」
「ゲバラ革命思想の本質―シミュラークルとしての「チェ・ゲバラ」とその受容形態の変容―」
「『新羅殊異伝』研究―韓半島における漢文学―」
「『むぐら』論―語られる母/女―」

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