〜国立国会図書館を研修して〜


西谷美智恵


 さる平成15年12月5日(金)、われわれ人間文化学科お得意の校外研修において、今回は国立国会図書館を研修した。

 到着すると、まず目に入るガードマン姿。そして利用申込書に氏名住所を書き込んでから入館。国会図書館というくらいだから、中はずらっと本、本、本…とのイメージと裏腹に、この図書館は閉架式で、本は全部書庫の中。あるのは、「雑誌記事索引」などの索引の本くらいで、かわりに何十台ものパソコンがおいてある。そのパソコンで書籍を検索し、カウンターに提出して出してもらうことになる。館外への持ち出しは禁止なのでコピー(一枚24円!)をする。ちなみにコピーはその図書の半分が限度である。(論文は個々の半分まで)。利用者の年齢層は20〜30代の勤勉そうな学生風の人が多い。わたしも当然そこに混じってまじめな顔で卒研の資料を探してみる。1時間してそろそろお昼時。欲しい図書の請求カードを一通り書き終えて、有志で外に食事に行く。本を探してもらっている間(20分くらい)は、出られないので、閲覧は後半戦にもちこしにする。ちなみに館内は3階に喫茶室、6階に食堂があり、スパゲティ・丼・鮨・定食と種類もそこそこ。値段はカレー350円とお手ごろ、味も値段にマッチ(!)。
 食事を済ませてから、いざ図書の請求へ!一度に2冊までしか取り出せない(10:30までは3冊)ので、待ち時間も長い。その間、館内を散策すると、6階建てであるものの、3〜6階のフロアは8割書庫?で立ち入り禁止になっていた。本の膨大さがこれだけでも計り知れる。また2階の本館と新館をつなぐ通路など、劇場ホールのような装飾、オブジェ、アート、模型などが展示され、美術館風のムードも漂わせており、落ち着いている。結局私は6冊閲覧して時間切れになった。一同もまだまだ見尽くすことのできない国会図書館を名残惜しく後にした。

 今回の研修では、国会図書館において、単行本・雑誌などの検索方法を学び、資料を閲覧し、興味のある箇所を複写依頼する、という流れを実際に研修した。閲覧には時間がかかるが、卒研資料などの文献目録の作成に大いに役立つものであったと感じた。後日、また訪れようと思うほどの価値のある研修であった。


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