西尾 寛治(Nishio Kanji) 教授

最終学歴

1995年 東京大学大学院人文社会科学研究科博士課程南アジア東南アジア歴史社会専門分野修了

学位

 博士(文学)(1995年11月)
 「ムラユ政治文化における王権構造:前植民地期歴史叙述の分析を中心に」

教育科目等

 歴史概論U、近現代史概説、近代史研究、日本アジア史概論、日本アジア史特論、異文化交流論、人間文化研究U、卒業研究

専門分野

 東南アジア史

キーワード

 マレー世界、海域世界、イスラーム圏、多民族社会、近世・近代史

主要所属学会

 東方学会、東南アジア学会、日本マレーシア学会、日本マレー世界研究会

著書・論文等

 1.近世ムラユ王権の歴史的展開:ムラカ、ジョホール、ジョホールリアウの分析から(東南アジア:歴史と文化、 30、 2001)

 2.17世紀のムラユ諸国:その構造と諸変化(石井米雄編『岩波講座東南アジア史3』岩波書店、 2001)

 3.マレー世界における契約:商業的契約と政治的契約(三浦徹他編『イスラーム地域研究叢書4』東大出版会、 2004)

 4.Political Strategy for Coexistence in Multi-Ethnic Society (Ishii, Y. ed. The Changing Self Image of Southeast Asian Society during 19th and 20th Centuries, Toyo Bunko, 2009)

 5.西尾寛治・山本博之編著『マレー世界における公正/正義概念の展開』(京都大学地域研究統合情報センター、 2010)

教官からひと言

  脱植民地化の過程で活躍し、独立後には国政を指導したアジア諸国の民族運動のリーダーたちには、ふたつの共通点がありました。 ひとつはバイリンガルであり、もうひとつは青年期の西洋体験です。つまり、彼らは、自文化はもとより異文化ともコミュニケーションし、 自文化と異文化を的確に理解する能力をもっていたわけです。このことは、「異文化を含む多様な知識・教養の習得」と 「それらを分析して独自のヴィジョンを構築する能力」も、まさしくリーダーに必要な資質のひとつであることを明確に示しています。

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