自動車工学研究室

砂地における周期操舵走行効果の解明

砂地のように軟らかい地面を車両で走行すると、タイヤを砂に取られて走行不能になる、いわゆる“スタック”することがあります。車両が砂地でスタックしてしまうと、他の車の力を借りるなどして脱出しなくてはならず、非常に大変なことになります。砂漠などで車を走らせる人達は、ハンドルを左右に周期的に切りながら走行することでスタッしにくくなることを経験的に知っており、周期操舵での走り方を実践しています。この研究では、周期操舵によるスタック抑制の効果を解明するために、単輪模型を使って周期的な操舵走行を模擬した実験を行なっています。実験では、走行時のタイヤの沈下や接地面の圧力分布などを測定します。これまでのところ、周期操舵しながら走行することで砂へのタイヤの沈下が低減することを確認しています。この沈下の抑制効果がスタックを低減する主な理由であると考えています。


■自動車工学研究室

砂地における周期操舵走行効果の解明