明るい照明を実現するための材料開発

有賀 准教授


 より明るく、より低い消費電力で、それでいて暖かみのある光のLED照明を目指し、LED内部で実際に光を放つ「蛍光体」を作り出しています。
 また、体育館で使われている水銀灯の代わりとなる、超高輝度LED照明となるような「白色蛍光体」の開発を目指します。
 通常ではありえない状況に置かれた物質から、将来役立つ材料を探し出す研究 例えば、人の近づくことのない秘境には、まだ知られていないが、私たちに有益な草花があるでしょう。同じように、超高圧力や超高温といった普段は決して立ち入らない環境では、ありふれた、何の変哲もない物質も、様変わりします。中にはスペシャルな能力をもっているものがあるかもしれません。そんな物質を探しています。

衝撃超高圧力を用いた材料開発

岸村 准教授


 飛翔体を高速度に加速し対象物に衝突させることで、対象物内には衝撃波が発生して伝搬し、衝撃波が至ると物質は極一瞬だけ超高圧力状態となります。この衝撃超高圧力により、物質は変形や破壊を引き起こしますが、同時に普段は発現しないような状態となることもあります。次世代半導体材料、蛍光体材料、構造材料から食品材料と幅広い物質を対象として、衝撃超高圧力をかけることにより優れた性質をもつ構造や形態にならないか、探ります。他にも、難焼結性材料の衝撃超高圧力を用いた固化や、メカニカルアロイング法、アーク溶解法による新奇材料の創製にも取り組んでいます。


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機能性材料の合成と精密結晶構造解析

下野 助教


 物質を構成する元素の種類と組成によって,物質は様々な結晶構造を持ち,多種多様な物性(物質がもつ性質)を示します。それらは温度や圧力,磁場などの外的要因によっても変化します。そして,炭素元素(C)から構成されるダイヤモンドとグラファイトに代表されるように,結晶構造と物性との間には大変深い関係があるため,物質の結晶構造の詳細を知ることは大変重要です。X線や中性子線を利用した回折実験を駆使して,原子がどのように配列して物質を構成しているかを調べ,結晶構造と物性の関係を解明し,次世代の機能性材料の開発を目指した研究を進めています。