研究内容

現在行っている研究です


<時間周波数解析>

もともと「ゆらぎ現象」(下記)を研究していましたが、ツールとして「周波数解析」を使っていました。問題とするデータの時間長を短くし、時間変化を観測しようとすると、「短時間フーリエ解析(STFT)」になります。そのSTFTには時間分解能と周波数分解能を同時に小さくできないという大きな欠点があります。 そこで、時間分解能と周波数分解能を同時に小さくできるツールとして、「Cohenクラスの時間周波数解析」にたどり着きました。現在は、次の研究を行っています。

  • Cohenクラスの時間周波数解析における擬似成分の小さな「核関数」設計法
  • 時間的にも周波数的にも複雑なチャープ信号解析
  • 雑音環境下での信号検出

<生体信号解析>

自然界には一定リズムの現象と見えて、実際は変動しているという「ゆらぎ現象」が数多く見られます。各種変動の振る舞いを観測し、その変動要因を探り、それを取り除くことを目的に次の研究を行っています。特に、1/fゆらぎには関心を持っています。

  • 生体における1/fゆらぎの意義
  • 心拍数変動の精密解析

<ニューラルネットワーク>

実際の脳の学習機能を模擬したニューラルネットワークは簡単なモデルでも、学習と認識に大きな力を発揮しています。 胎児自動診断装置の開発を目指して、胎児の心拍数を自動診断する方法を開発しています。


<非線形負荷によるクロストークの解析>

現在の電子機器は、動作周波数の高周波化、回路の小型高密度化が著しく進んでいます。これは配線間隔が非常に狭小な回路内で高速信号を用いることを意味しており、その結果電磁結合や静電結合に起因する大きなクロストーク(漏話)が生じます。これまでは比較的解析の容易な線形領域での研究が主でした。 しかし、実際の回路は非線形負荷であることが多いため、本研究室では非線形負荷によるクロストークを単純なモデルにより理論的及び実験的に探っています。


<アナログ集積回路>

能動RCフィルタなどのアナログ信号処理集積回路を構成する、 基本構成回路ブロックの研究を行っています。

最近の主なテーマは、近年ますます重要になってきている低電圧技術に向かっています。 1V以下の超低電圧で動作する回路を設計しています。


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