教育室の概要


〜防衛大学校の体育〜
 「防衛の職に任ずる者は、象牙の塔内に自ら高しとするを望むことではなく、実際の巷に挺身協力し、時には混乱紛糾する場面がその職場でもある。もとより、その判断行動は、学識と経験に基づかねばならぬが、客観的現実に即応する心と力なくしては、集団や力の結集する中で職務の遂行はできない。ここにスポーツの尽す教育訓練上の大きい役割がある。」(槇智雄著:「防衛の務め」より抜粋)

 上記は槇智雄防衛大学校初代学校長の言葉です。このことからわかるように、防衛大学校では、開校以来体育教育が重視されています。

 総合教育学群体育学教育室では、本校体育教育の中心的存在として、本科学生の体育実技、体育理論、教養教育科目を担当しています。また、本校の特徴である各種訓練(体力向上訓練、水泳訓練、スキー訓練)や各種行事(遠泳、水泳競技会)において、専門的視点からの助言や運営の支援を行っています。さらには、各教官の専門性を活かして、課外活動である校友会活動の指導も行っています。

 防衛大学校には豊富な体育施設があることも特徴です。様々な運動・トレーニングを通じて、幹部自衛官として必要な能力を高められるよう、教官一同でサポートしています。