氏  名

宮坂 直史( Miyasaka Naofumi )

e-mail: miyasaka@nda.ac.jp

職  名

総合安全保障研究科兼国際関係学科教授

学  歴

慶応義塾志木高等学校卒業

慶応義塾大学法学部政治学科卒業

早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了(国際政治専修)

早稲田大学大学院政治学研究科後期博士課程一年次退学

職    歴

大学卒業後に日本郵船株式会社に3年間勤務。

大学院博士課程中退後、専修大学法学部助手と専任講師。

1999年10月より防衛大学校助教授、2007年4月准教授、2008年10月教授、現在に至る。

非常勤講師歴は、東京女子大、人事院研修、神戸大学、拓殖大学大学院、日本大学、早稲田大学等。

研究委員等は、内閣官房、外務省、防衛庁、その他官民自治体等多数の機関で歴任。

担当科目

「戦略文化論」(総合安全保障研究科)一国の規範や文化が、その国の安全保障政策や危機管理にいかなる影響を与えているかを分析する。いままでテキストとしては、Katzenstein、Cultural Norms and National Securityや、同じくKatzenstein,The Culture of National Securityの定番の他に、International Security、Review of International Studiesの関連論文を購読してきた。

「軍備管理軍縮論」(総合安全保障研究科)核兵器、生物兵器、

化学兵器などの大量破壊兵器の拡散や今日的問題、さらには小火器の拡散と武力紛争などについて解説し、またテキストを購読する。Non Proliferation Reviewをはじめ関連の文献を使用する。

「軍備管理論」(国際関係学科3年生)核兵器、生物兵器、化学兵器、そして小火器の拡散とその国際的規制などの基礎を解説する。軍備管理の新たな視点として、ロシアの「ルースニューク」問題や、大量破壊兵器テロリズムの問題も、その基礎から徹底的に勉強する。

「安全保障政策論」(国際関係学科2年生、公共政策学科3年生)

この授業は『安全保障学入門』などの基礎的なテキストを読みこみ、安全保障の基礎概念、普遍的性格と変動性などを学ぶ。

「卒業研究」(国際関係学科4年生)広いテーマとしては、アメリカの安全保障、テロリズム、軍備管理などなど。まじめに本や論文をたくさん読む学生を希望したい。

専門分野

国際政治学、政治学

目標

2007年度の主なテーマは、国際連合のテロ対策、NBCテロ対処の図上演習(実施)、自著の改訂などです。

引き続きさまざまな機関、専門を異にする方ともテロリズムやリスク管理について勉強できれば幸いであります。

著 書

『国際テロリズム論』(芦書房、2002年)

『日本はテロを防げるか』(ちくま新書、2004年)

『テロ対策入門』(編集代表、亜紀書房、2006年)

翻 訳等

単訳:チャールズ・タウンゼンド『テロリズム』(岩波書店、2003年)

 

共訳:ジョン・ルイス・ギャディス『ザ・ロング・ピース』芦書房

2002年(7章,8章担当)

所属学会

日本国際政治学会(評議員)、国際安全保障学会、警察政策学会、日本国際連合学会、International Institute for Strategic Studies (IISS, ロンドン)