放射線安全管理学(4学年 前期)

放射線取扱主任者試験に合格できるように,放射線の防護、安全、被ばく、生物学などの事項を学んでいく.試験課題を解くことで,放射線防護に関する知識を身につける.(シラバス)

放射線計測(3,4学年 後期)

放射線防護の基礎となる放射線計測器(電離箱、ガス比例計数管、GM計数管、シンチレーション検出器、半導体検出器),測定手法(スペクトル解析),放射線の挙動(飛程,エネルギー損失)を学びます.(シラバス)

放射線の科学(3,4学年 前期)

文系と理系学生対象に放射線の基礎を勉強する.放射線は医学や工学に利用さており,身の回りにも放射線や放射性物質が存在する.放射線を大量に浴びると身体に影響も与えるし,事故時には放射線防護の知識も重要となる.これらの放射線の幅広い知識を毎回ショートレポート手法を取り入れている。(シラバス)

応用物理学実験2(3学年 後期)

NaI(Tl)シンチレーション検出器を用いたガンマ線計測の実験.放射線研究の基礎をなす放射性物質の核種同定の仕方を勉強する.核種の探し方,絶対放射能の導出を実験を通して学び,同時にNaI(Tl)シンチレーション検出器の原理と統計量について学んでいく.

放射線管理学(研究科,大学院相当 後期)

米国で利用されているNBCテロ対応マニュアルを用いて,実際に放射線事故が行った場合には,どのような対応が必要となるのか,放射線基礎知識を踏まえながら,放射線防護の基礎から学んでいき,実際の放射線事故にも適切に対応できるような知識を身につける.

機械工学特別講義(広島大学 大学院)客員教授

放射線は医療や工学に利用され、我々の生活を豊かにしている。しかし、使い方を間違えると人体へ大きな影響を及ぼす危険な存在でもある。この放射線、放射性物質について正しい知識を身に付けること、自分の身を守るために放射線防護方法や放射線計測方法を教育する。

物理2(1学年 後期)

天体の運動、回転運動などを微分や積分などの数学を利用して解いていく.数学を使って物理現象を調べることを学んでいく.毎回課題を解くことで,数学を使った物理現象を解いていくことを勉強していく.

担当講義実績
物理1(1学年 前期)(2014-2015年 担当)

抵抗がはたらく落下、バネ運動など基本的な物理学現象を数式を用いて表す.高校で学習した物理に微分と積分を導入して解いていく.

基礎科学実験(1学年 前期)(2016-2017, 2021年 担当)

高校でこれまで勉強した内容を実際に手を動かして実験してみるものである.

放射線計測の応用、放射線被ばく事故(自衛隊中央病院 特別講義)(2014-2021年 担当)

放射線測定器の利用例や課題を取り上げ,これまで学んだ放射線計測の基礎知識を活かす応用編への第一歩であり,もっと放射線計測について知りたくなるになればと.放射線の負の側面である放射線事故例も合わせて勉強する.