5年前、防衛大学校(本科)を卒業したときには、
再び防大で学ぶことがあろうとは夢にも思っていませんでした。
総合安全保障研究科の発足を聞き、われこそ自衛隊のおける
安全保障研究の先駆者たらん、
と高い志(誇大妄想?)を抱いて2年前に志願。
合格を、尚武の地・南九州は
霧島演習場で日米共同訓練の最中に知り、無事入校。
修士論文作成に没頭する今日に至っております。
もう2度と来ることはあるまいと思っていただけに、
入校当初は、学生時代の卒研教官はじめ、
大変お懐かしい教官方のご指導を受けられること、
そのうえ防大の同期生4名と顔を会わせて
勉強できるということが何ともうれしく感じられました。
そして、同期も部隊勤務を経て、
ずいぶんたくましくなったなあと感心するとともに、
酒でも入れば部隊勤務について熱く語ったものであります。
現在の心境も、入校時とさほど変わりませんが、
同期生をよくよく観察すると基本的行動パターンが
学生時代から不変であることを発見し、
なかなかほほ笑ましく思う今日この頃です。