建設材料工学研究室
防衛大学校 システムシステム工学群 建設環境工学科

メンバー

教職員

職名 氏名 専門分野 担当科目
准教授 黒田一郎 コンクリート工学,構造工学 測量学,測量実習,コンクリート材料工学,構造・コンクリート実験

教育・研究分野

コンクリートおよび鉄筋コンクリートは,現代の社会基盤を構成する主要な材料および構造部材です. 従来,耐久性能に優れる鉄筋コンクリート構造物は, メンテナンスフリーで「半永久的」に使用できるものと信じられていました. しかし多くの研究結果や既存構造物の調査結果から, コンクリート構造物であっても経年劣化は避けられず,施工条件や環境条件によっては, 短期間に劣化し長期の使用に耐えられないことが明らかになっています. 本研究室では,コンクリート劣化メカニズムを解明するとともに, 材料劣化が生じた構造物の力学性能を定量的に評価する手法の開発を行っています.

主な研究テーマ

鉄筋腐食とその影響に関する研究

鉄筋コンクリート中の鉄筋の腐食速度やその形態を定量的に把握することによって,コンクリート部材の残存構造性能の評価に結び付けていくことを目標にしています.この研究は,非破壊検査による腐食状態の推定が主要な柱であり,次の各種の非破壊検査を取り入れています.
◇打撃応答の減衰特性
◇表面ひび割れ
◇超音波伝播速度

鉄筋の防錆技術に関する研究
鉄筋の腐食は,構造物の力学性能の低下に直結するため,錆の発生をいかに予防するか,もしくは発生後であっても錆の進展をいかに抑制するかが重要であり,防錆剤や表面被覆などの様々な技術が提案されています.人間であれば病気や怪我の時は安静に寝ていればいいのですが,供用中の構造物ではそんな訳にはいきません.そこで,本研究では,外力による作用に曝されている条件下での防錆効果に着目しています.
コンクリート表面の打撃による損食
水流によるコンクリートの損食(表面が削れていく現象)はこれまでに多くの研究が積み重ねられてきましたが,水流中に礫や岩が混じっている場合にはそれらの衝突による影響が加算され,水流のみの場合とはことなる様態を示すことが予想されます.本研究では,繰り返される打撃による損食作用に焦点を当て実験的検討を行なっています.

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