Eudra が死んだら....

Eudra をお使いの皆様へ:

 Eudra というメールリーダーをお使いになってらっしゃる方から
しばしば、動かなくなったという相談を受けます。そこで、トラブ
ルの解消法をまとめてみました。ただし、私自身は Eudra という
ものを使ったことがないので、書いてある通りには行かないかも知
れませんが、臨機応変に対処して下さい。

動かなくなったら、

1.とにかく、Eudra を殺して下さい。

2.Telnet ソフトで letitbe にログインして下さい。 もし、NCSA Telnet というソフトを持っていたら、それを使っ て下さい。なければ、人のところでやるか、計算機室にある、 letitbe 本体からログインして下さい。本体からログインした 場合は、すかさず、 startx と打ち込んで、X-Window を立ち上げて下さい(日本語を読め る様にするためです)。

3.まず、問題のあったメールを読んで(セーブして)、消去してしまいしょう。 /usr/ucb/mail -f /var/mail/.ログイン名.pop と打って下さい。トラブル を起したメールを読むことができます。リターンとスペースで 下の方を読むことができます。読み終わったら、 rm /var/mail/.ログイン名.pop と打って下さい。これでメール は消去されます。

注: 以下,mail内部コマンド ・メールを読むには: & RET または & (メールの番号) RET ・メールのセーブ: &  s (メール番号)(セーブするファイル名) RET ・メールの消去: & d (メール番号) RET ・メールの番号を知るには: & h RET 以上を繰り返して,メールを全て消去してください。 ・mailコマンドの終了: & q RET 4.ps -efl | grep (ログイン名) と打って下さい。右端に、popper という表示のある行がありますか?もし、あったら、 kill -KILL (左から2番目の数字) と打って下さい。popper が表示される行が複数あったら、それ ぞれに対して、kill して下さい。

5.これで、正常に戻ったはずです。letitbe からログアウトして 下さい。本体から、入った場合は、ウィンドウの外で、マウス の右か左ボタンをクリックすると、メニューがでるので exit を選択し(X-Window が終了します)、バックが白い画面に戻っ たら、exit (または logout)と打ちます。

手続きは、以上です。  なお、動かなくなる理由として以下のような物が考えられます。

1.メールが巨大すぎる。1本のメールはせいぜい数KB(数千文字) 程度になるようにして下さい。画像ファイルやプログラムはそのま まメールで送らないようにして下さい。

2.1行が長すぎる。メールでは1行の長さは、64文字(漢字なら 32文字)が推奨されています。ワープロなどで作った文書をその まま送ると1行が長すぎることがあります。必ず、改行をして下さ い。

3.メールをためすぎる。Eudra などのメールリーダーソフトは一度 にパソコン側へ転送できる全メールのサイズが決まっています。だ から、例え、1本ごとのメールのサイズが小さくてて、たくさん転 送しようとすると動かなくなることがあります。(しかし、普通サ イズのメールなら、100本くらいまとめて転送しても問題はないは ずです) 1、2は相手側の責任ですが、そういう変なメールを送り付けてくる ような人には注意してあげて下さい。

それでは、快適なネットワークライフをお楽しみ下さい。


岩瀬 康行 (iwase@sci.hiroshima-u.ac.jp)

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