コンピュータ遍歴

2000.1.6

ポケコンからスパコンに至るまでの私のコンピュータ遍歴です。 年代はうろ覚えですが、世相が分かりますね(笑)。
(個?台目)と書いてあるのは個人で購入したパソコン、 (研?台目)と書いてあるのは研究室(岩瀬研)で購入したパソコン・ワークステーションのことです。
1980年
・Sharp PC-1210、1211(ポケコン)で始めてコンピュータというものに触れる。
・秋葉原に通いつめてBASICを覚える。
1981年
・Casio FX-702P(ポケコン)を購入。数10本のゲームを作る。
・NEC PC-8001とSharp MZ-80シリーズの激しい覇権争いをしりめに、 ゲーム三昧の日々を送る。
・なぜかFORTRANを覚える。
1982年
・NEC PC-8801(Z80-4MHz)を購入(個1台目)。
・マシン語全勢時代。アセンブラというよりもマシン語(16進コード)を覚える。
1993年 ・他人のPC-1251(Sharpのポケコン)でROM解読を試みた。
1984年
・Sharp PC-1350(ポケコン)を購入。 16KBのRAMが35K円くらいした。ROMの解読に精を出した。 アセンブラを作り、数々の名作ゲーム(自称)を作った。
1985年
・Casio FX-7200P(プログラム電卓)を購入。プロ電も味わい深いものがある。
1986年
・Wizardry(ゲーム)にはまった。やはり市販されているゲームは面白い。
1987年
・NEC PC-8801VA(V30-8MHz?)を購入(個2台目)。
・MS-DOSを使い始める。
・Pascalを覚える。
・このころからシミュレーション(のようなこと)を始める。
1990年
・EPSON PC-286VS(i80286-16MHz)を購入(個3台目)。
・Cを覚える。これが噂のCか....。
・Minixをインストール。UNIX時代の到来を予感。
・Module-2、Prologを覚える(すでに忘れた)。ADAの勉強もした。
・卒論で初めてスーパーコンピュータ(Hitachi S-???)を使った。 電話回線での使用。計算機使用料金の高さに驚いた。 それにしてもVOS3にはへき易した。
1991年
・286マシンにWindows3.0をインストール。 286マシンじゃ使いものにならなかった。
・Sunのワークステーションを使い始める。 白地に黒の文字は何か異質だ。
1992年
・NEC 98note NS/T(i386-20MHz)を購入(個4台目)。 Windows3.0aをインストール。ゲーム以外は遅かった。
・TeXを覚える。これがフリーだなんて、なんて嬉しいんだ!
・UNIXスーパユーザ業を始める。 苦労の日々が始まった(sendmailには苦労したなぁ)。
1993年
・98noteを売る。
・個人輸入でDOS/Vマシン(DX2-66MHz)を購入(個5台目)。 あまりの高性能に目頭が熱くなった。 Windows3.1をインストール。インターネット接続もする。
・初めてLinux(SLS)をインストール。パソコンでもUNIXが動くのが楽しい。
・Intel Paragonを少し使う。 並列計算は良く分からん。
・シェルスクリプト(UNIX)を作るようになった。 UNIXのシェルはDOSよりも色々なことができることを知る。
1994年
・Kubota Titan、SGI Indigo2など高速ワークステーションを使い始める。 高いものは速い!
・3Dカラーグラフィックスはなくてはならないものになるだろう。
1995年
・研究室に入ったAlpha21164の速さに惚れ込んで、 まじめに研究(シミュレーション)していたらしい。
1996年
・HTMLを覚えて、個人ページ開設。 ついでに学科にWEBサーバを立ち上げた。
・(10月)Frontier神代 AlphaAXP275(Alpha21064A-275MHz)を購入(研1台目)。 NANAOのディスプレイは素晴らしい。 LinuxAlpha(Stataboware)をインストール。安くても速い!
・(11月)IBM ThinkPad 535(Pentium-120MHz)を購入(個6台目)。 さすが天下のIBM、使いやすい。 Windows95とLinux(Slackware)をインストール。 ほとんどの作業はLinuxで行ようになった。
・この頃、PostScriptを覚えた。何だ、チョロイじゃん。
1997年
・(4月)計算機管理者として就職。超高価なマシンで遊べるようになった.... と思ったら死ぬ程管理は大変!
・Frontier神代 HigradePro266(PentiumII-266MHz)を購入(個7台目)。 主にWindows95を使用しているが、使いにくい。
・Fonrtier神代 製品名不明(PentiumPro-200MHz)を購入(研2台目)。 Linux(Debian)をインストールし、メインサーバにする。 P-IIマシンはこれの端末になり下がった。もったいないかも。
・Perlを覚えたが、shが一番!
・DX2マシンが死んだ。ケース、電源を利用して自作に挑戦。 K6-200MHzマシンとして更生(個8台目)。 Linux(Debian)を入れて、ネットワークサーバとて学生に開放。
1998年
・(3月)Fonrtier神代 製品名不明(Pentium-100MHz)を後輩から買う(個9台目)。 自宅に置く(OSはLinux(Slackware))。
・(5月)K6-233MHzマシンを完全自作(個10台目)。 黒にこだわったオシャレなマシンができた。 里子に出す(OSはLinux(Debian))。
・研究ではCray T932、T3Eなどを使う。
・OpenGLを覚えた。 N88BASIC、Turbo C時代はプログラム中で絵を描いていたものだったが いつの間にかやらなくなっていたことに気が付いた。
・100Base-TXの導入。外が速くなってくれないとあまりありがたくない。
1999年
・(3月)大学にNEC HSPが来た。 概観はまるで銀パソ。しかし、すみにインジケータが一個だけ、寂しい。 ベクトル機も面白い。
・(3月)Alphaクラスタも来た。OSはLinux(RedHat)。 通信が遅い(100B-TX)ので並列計算はイマイチ。
・(3月)大学にPPPサーバを作った。便利、便利。 家で仕事をすることが多くなった。 はたしてこれで良いのか?
・(3月)メインサーバ(PPro)のディスククラッシュ! バックアップは重要だよ!! 代替のHDDは7200rpm。 速いが発熱も半端ではない(10000rpmのHDDはどうなんだろう)。
・(7月)Javaを覚えた。ナルホド、これからの時代は分散処理かも知れない。
・(9月)新規にパソコンを自作(個11台目)。 巷のブームに乗って、Dualon (300A)、クロックアップ(450MHz)、スケルトンケースという構成。 Debian GNU/LinuxとWindows2000β3をインストール。 自宅ですべての作業を行ったので電話回線の遅さに神経がすり減った。
・(9月)CPU切り替え器を購入。こりゃ便利です!
・(9月)DVD-RAM購入。大容量はありがたいが、遅すぎる。動作は安定。
・(11月)大学の新サーバを購入。3台のPC UNIX (Linux)サーバと2台のWindows98端末。 次はいつ買ってもらえるか分からないのでちょっと高級仕様にしてみた。 液晶ディスプレイも悪くはない(高すぎるぞ!)。 自分の仕事が増えるだけなのだが、新らしいマシンが来ると嬉しい。
・(12月)2000年問題を睨みながら、大学のサーバマシンの入れ換え。 どうかうまく動きますように!
・(12月)科研費の消耗品としてパーツを集め、パソコンを作成。 自作も手慣れたもので、トラブルもなく数時間で完成(研3台目)。 次の職業はパソコン屋でもやって行けそう。 しかし、OSをインストール・設定している暇がないぞ!
2000年
・(1月)特に何もしなかったが2000年を無事に迎えられた。
・(1月)消耗品パソコンを2台組み立てた。 AthlonとK6、AMDファミリのマシン。 両方とも色は黒。 AthlonマシンはWiNDYのアルミケース。これは極上!!(研4台目) K6マシンはワイアレスキーボード。これも面白い(研5台目)。

岩瀬康行 (iwase@sci.hiroshima-u.ac.jp)

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