GPS Carrier Phase Positioning
Last Update 2000年 7月 18日  防衛大学校  電気電子工学科  電子計測学研究室

搬送波位相測位方式

Carrier Phase Positioning

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 衛星から送信される搬送波の位相を利用して利用者局GPS受信機アンテナ とGPS衛星間の測距を行っている。従来より干渉測位方式と呼ばれてきた。 通常、英語ではCarrier Phase ... と呼ばれることが多いので、それに素直に 従い搬送波位相測位方式とした。

  • ネットワークRTK-GPS(Network-Based RTK-GPS)
     RTK-GPSの基準局をネットワーク化し、より広域利用を可能にす る。現在、世界的に、ドイツGeo++社の Referetznetz方式、ドイツ テラサット社のVirtual Reference Station方式(仮想基準局方式)、カナダ カルガリー大学の Multiref方式があり、それぞれ、実用化に向けて準備中である。

     その他、搬送波位相測位方式には、
    ストップ アンド ゴー, 擬似キネマティック, ダイナミック(連続キネマティッ ク)方式, ラピッド スタティック, 擬似スタティック, リオキュペーション, セミキネマティック, 真キネマティック等、たくさん存在するが、それぞれ類 似のものであったり、同名であっても少し方法が異なったりと明確に分類する ことができないので、ここでは特に記述しない。


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    2000年 7月 19日 作成