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防衛大学校 応用化学科 応用物理化学研究室

CIW留学記

CIW留学記 〜第6回桜の季節になりました。〜

 DCもすっかり春の陽気になりました。しかしながら時には気温が30度を超えるようになり、すでに研究所内には3月下旬からクーラーが入っています。桜の時期には、アメリカ人観光客もDCに桜を見にくるみたいで、お花見の場所は身動きできないくらいのすごい人だかりでした。DCでは大きな通りや個人の住宅を含め、けっこう至るところに桜の木が植わっていて、日本みたいに密集してはいませんが、やっぱりきれいでした。(研究所の桜)
研究所の桜

 もう留学期間も残り少なくなってきて、最近は月に一度くらいシカゴのAPSへ放射光を使った実験に行くようになりそうです。またAPSよりは小型ですが、ニューヨークのブルックヘブンというところにも放射光施設があり、ここにはIRのラインもあるそうですので一度経験してこようと思っています。

 それはともかくとしまして、今回のトピックスの一つは、このような学会等を含めて旅行をしたときの旅費の清算方法についてのご紹介です。

 基本的には、使用した全額払い戻しが受けることができます。ただし、そうは言いましてもやはり一定のルールがあります。

 それは、
(1)数人が同じ期日に同じ場所に向かう場合、レンタカーやタクシーなどを共用すること。そのために、旅行の際はグループ内全員へ行動予定をメールで流すこと。
(2)航空会社はどこを選んでも良いが、できるだけ割引を受けられるようなプランを探すこと。ただし、実験などの都合で旅程が変更になりキャンセル料が発生しても、そのリスクはカバーしてくれます。
(3)可能であれば、ホテルの部屋をシェアすること。
(4)一日の食事代は20ドルまで払い戻しされる。
というようなことです。

 出張から戻ってきたら、エクセル形式の清算書に、旅行でかかった金額等の必要事項を記入します。アメリカらしいなと思いましたのは、レンタカー代や駐車場代、ガソリン代などの欄があることです。全て記入し終わったら、ホテル代等の領収書をつけて、ビジネスサブマネージャーの専用ボックスに入れておしまいです。しかるべき後に、小切手の形で払い戻しが受けられます。小切手を受け取る時期は、ご多分にもれず”忘れた頃”になりますが、、、。このルール(3)のために、旅行するときは決まって、(同じような研究をやっている関係で)我々のグループのシニアスタッフの人と相部屋になります。色々な外国の人と始終行動をともにしたり、同じ部屋に泊まるなどというのは今までに経験がなく、色々なことが分かりとても楽しい経験です。ただ、ロシア人のビクトールと泊まったときは、彼が寝るなりイビキをかきはじめたのには参りましたが、、、。


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