講義について

　講義を進めるにあたり、学生が興味を持って自発的に学ぶことができるように、単に知識の習得で終わらないように将来、幹部自衛官になる人たちにとって、講義で伝えている内容が、実は物の考え方や処理の仕方に役立つ事を教え、色々な事象に応用できることができるように努力したいと考えています。
　すなわち、高度な専門性のみに偏ることなく、社会で通用する広い視野に立った科学的思考力の養成に注力したいと思います。そのためには、我々が全ての道筋を示すのではなく、時には回り道をいとわず、学生自身がいわば体の記憶として自分で身につけることができるように努力したいと考えています。教えられた範囲のことだけをうまくこなすよりも、将来、直面する様々な問題に対して自ら解決の糸口を見出すことができるものと考えます。その際、学生の自主性を尊重し、個性に応じて指導することを心がけたいと思います。
　また、一クラスが比較的少人数制であることを生かして、一方通行の講義だけではなく、毎回講義内容に関連したクイズ問題を出すなど、講義で理解が不十分であった点などのフィードバックを適宜はかりながら、学生の理解度に応じて指導することを心がけています。

本科学生
化学I、II
・物理化学(講義シラバス)
・応用物理化学II (講義補助資料)
・応用化学実験(応用無機化学実験)
　　応用無機化学実験は以下の4テーマで行う。
　　　　(1)ガラス転移の測定
　　　　(2)錯体の合成
　　　　(3)溶解度の差を利用した遷移金属の陰イオン交換
　　　　(4)ヨウ素の溶媒抽出

研究科学生
・溶液化学(講義資料)

その他
1学年学科紹介
　　・空気を作ってみよう!
　　・細胞の凍結保存
　　・色が変わる理由

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