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〒239-8686 神奈川県横須賀市走水1-10-20
防衛大学校 応用化学科 応用物理化学研究室

過去の卒業研究テーマ


今まで直接指導した、または指導のお手伝いをした学生さんたちのテーマのリストです。今まで、ご覧の通りその時々でいろんなテーマにもとづき研究をしてきましたが、自分達で工夫した新しい手段・装置で未踏の分野に挑戦するならば、あまりお金をかけずとも先端の研究ができるのではないか、と考えております。但し発展途上のものというのは、いつでも何処でも思いつきと作業仮説と試行錯誤の繰り返しになります。卒研では、こうした結果がみえていない”わけのわかならいもの”にのめり込む、という体験をともにできればと考えています。どうやって勉強するのか、その方法をしかっり身につけて欲しいと願っています。この先、仕事をするにも何をするにも、何から手をつけたらいいのか分からないでは手のつけようがないですよね。それは、実は卒研で一番大事なことではないかと、そう思っています。夢のあるテーマで共に楽しんで研究しましょう。

卒業研究・研究科学生に対しての抱負

本科学生
[1993年度]
・塩化リチウムのアルコール+水溶液のガラス転移に及ぼす組成依存性
[1994年度]
・水+アルコール混合溶液を用いたリチウム塩溶液のガラス精製
・銅酸化物系超伝導体の研究
・チオシアン酸希土類電解質水溶液の研究
[1995年度]
・マグネシウム塩水溶液におけるガラス転移温度の圧力依存性に関する研究
・ラマン分光法による硝酸塩水溶液の研究
・グラファイトと金属化合物(金属を含む)の焼結体の化学
・水+アルコール混合溶媒を用いた塩化ランタン及び過塩素酸ランタン溶液のガラス転移温度の組成変化
[1996年度]
・高圧下におけるチオシアン酸亜鉛溶液のラマン分光法による研究
・ラマン分光法による希土類チオシアン酸塩水溶液における希土類元素イオンに対するチオシアン酸イオンの配位挙動に関する研究
[1997年度]
・高圧下におけるチオシアン酸亜鉛のDMF及びDMA溶液についてのラマン分光法による研究
・トリフルオロメタンスルホン酸希土類塩の熱分解に関する研究
・二酸化チタン中のユーロピウムイオンの蛍光スペクトル測定
・ラマン分光法によるアルコール溶液の"free" Hydrogen Bondsの研究
[1998年度]
・チオシアン亜鉛アセトニトリル溶液中における亜鉛錯体の構造に及ぼす圧力効果
・生体細胞の凍結保存を目的とした水溶液のガラス状態の研究
・メタノール溶液中における希土類イオンとチオシアン酸イオンの錯体生成について
[1999年度]
・溶液中における希土類錯体の構造変化に関する研究
・植物細胞の凍結保存の基礎研究
・生体細胞の凍結保存を目的とした水溶液のガラス状態の研究
[2000年度]
・無水トルオロメタンスルホン酸希土類塩のメタノール溶液における希土類イオンの溶存状態についての研究
・電解質水溶液の過冷却挙動の研究
[2001年度]
・トリフルオロ酢酸希土類塩の熱分解挙動
[2004年度]
・希土類塩化物エタノール溶液における希土類イオンに対する塩化物イオンの配位挙動
[2005年度]
・希土類塩化物プロパール溶液における希土類イオンに対する塩化物イオンの配位挙動
[2006年度]
・ラマン分光法によるタンパク質の立体構造安定性に及ぼす希土類塩効果
・ポリグルタミン酸のヘリックスーコイル転移に及ぼす希土類イオン添加効果
[2007年度]
・アルコール溶液混合中におけるテトラエチルアンモニウムイオンのコンフォメーション平衡
[2008年度]
・イオン液体[bmim][BF4]に閉じ込められた水
[2009年度]
・イオン液体ー水混合溶液中における水の水素結合の選択的形成
・イオン液体ー水混合系におけるイオン液体の立体構造変化:H−D同位体効果
[2010年度]
・イオン液体ー水混合系の急冷ガラス状態
・イオン液体ー水混合系におけるタンパク質の立体構造安定性
[2011年度]
・イオン液体を利用した生体分子水溶液に対する新規凍結防御剤の研究
・FT-IR法によるα-タンパク質の二次構造に及ぼすイオン液体の添加効果
[2012年度]
・77 Kにおけるイオン液体ー水混合溶液中のLysozymeの立体構造
・イオン液体の添加によるβ-richタンパク質の非天然型α-Helix構造形成
[2013年度]
・Hofmeister系列から見たタンパク質の立体構造に及ぼす塩効果
・Lysoyzmeの溶菌活性に及ぼすイオン液体添加効果
・濃厚イオン液体水溶液中におけるタンパク質の立体構造選択性
[2014年度]
・混合イオン液体中におけるβ-ラクトグロブリンの立体構造変化
・蛋白質のα-helix構造とβ-sheet構造に及ぼすイオン液体添加効果
[2015年度]
・冷却前後における様々な塩水溶液・分子性液体・イオン液体中のLysozymeの溶菌活性
・イオン液体−水混合溶液中のLysozymeの立体構造変化と活性
・イオン液体を利用した不溶性蛋白質凝集の可溶化
[2016年度]
・アルテミア卵の孵化にイオン液体が与える影響
・熱凝集シトクロムcの溶解に及ぼす添加物効果
[2017年度]
・アルテミア胚の発生に及ぼすイオン液体の影響
・アルテミア水和凍結胚の発生に及ぼすイオン液体の影響
・イオン液体を用いた熱凝集シトクロムcの再生
・硝酸アルキルアンモニウムの蛋白質に対するhelix形成能
[2018年度]
・イミダゾリウム系イオン液体中におけるアルコ−ルのクラスター形成
・アルテミア水和凍結胚の孵化率を指標としたコリン系イオン液体の凍害評価
・シトクロムcの安定性に及ぼす表面活性イオン液体の添加効果
・アミロイド凝集体に及ぼす冷却効果
[2019年度]
・イミダゾリウム系イオン液体に閉じ込められたアルコ−ルのクラスター形成
・水溶液中における塩化コリンの安定性に関する研究 (
令和元年度応花賞受賞)
[2020年度]
・ラマン分光法によるイオン液体ー分子性液体混合溶液中の局所構造変化の研究(
令和2年度応花賞受賞)
・イオン液体ーDMSO混合溶液を用いたセルロース溶解性に対するDMSOの役割
[2021年度]
・水溶液中でどのようなヨウ化物塩がI3を形成しやすいのか?
・タンパク質モデル化合物のペプチド主鎖とI3イオンとの相互作用に関する分光学的研究(令和3年度応花賞受賞)
・アミロイド凝集体の安定化因子及ぼすアルカリ金属塩の影響に関する研究
・蛋白質の凝集体形成に及ぼすヨウ素塩の影響に関する研究
[2022年度]
・イミダゾリウム系イオン液体のH/D交換(
令和4年度応花賞受賞)
・イオン液体を用いた蛋白質を用いた高圧保存に関する研究(
令和4年度応花賞受賞)


研究科学生
[1993年度]
・ラマン分光法によるアルコール溶液の研究
[1995年度]
・テトラアルキルアンモニウム塩水溶液のガラス状態の研究
[1996年度]
・希土類塩水溶液のラマン分光による研究
[1997年度]
・低温における水溶液のラマン分光法による研究
[1998年度]
・植物細胞凍結保存のための基礎研究
[1999年度]
・植物細胞の凍結保存を目指した水溶液の研究
[2001年度]
・ラマン分光法によるアルコール溶液の研究
・ラマン分光法による電解質水溶液の研究
[2005年度]
・ラマン分光法による水素結合強さの研究
[2007年度]
・ラマン分光法による溶液中のテトラエチルアンモニウムイオンのコンフォメーション平衡の研究
[2011年度]
・ラマン分光法によるイミダゾリウム系イオン液体ー水混合系の溶液構造の研究
 (
H23年度 山ア学生奨励賞受賞 H24 3/17)
[2012年度]
・イオン液体ー水混合溶液中におけるタンパク質の構造変化
[2013年度]
・イミダゾリウム系イオン液体の高圧相挙動
 (H25年度 山ア学生奨励賞受賞 H26 3/21)
[2015年度]
・Insulin Amyloid形成に対するイオン液体の抑制効果
[2017年度]
・イオン液体を用いたInsulin Amyloidの可溶化/低温保存/再生効果
[2019年度]
・イミダゾリウム系イオン液体のCavity中における水及びアルコールのクラスターの形成
・アンモニウム系イオン液体水溶液を用いた蛋白質の凝集選択性
[2020年度]
・イオン液体―アルコール混合溶液の局所構造変化が巨視的物性に及ぼす影響
[2021年度]
・アルコール(CnH2n+1OH, n = 1~12)の混合がイオン液体1-butyl-3-methylimidazolium iodideの局所構造に及ぼす影響

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