・防衛大學校逍遥歌 (リーダー:團頭)

壱、鶯声凛る 風とけて   並木かげろふ 小原台  北に都を 見下ろして
  南に磯の数え歌  青き衾に やすらいて  花の香りを移さなん

弐、舟首に砕くる 青き波   雲わき上がる 海原に  鉄腕鍛うる 若人の
  高き理想を誰か知る   遠く高楼 かえりみて  共に奏でん櫂の歌

参、塵も静かに おさまりて   紫紺に暮るる富士の峰  巻雲あかく 映ゆると
  思索は深し 天地の   真理の光 身に浴びて  平和を祈る 影長し

泗、星影寒く 胸に入る   忍びて春を 待ちながら  観音崎に たゝずめば
  四年の波は 夢のごと   木枯らしに和し 笛吹けば  アンドロメダが 西に舞う

 


・防衛大學校學生歌 (リーダー:副團頭)  

 

壱、海青し太平の洋   緑濃し 小原の丘辺  学舎は 光輝よひ
  真理の 道の故郷   丈夫は呼び交ひ集ひ  朝に忠誠を 誓ひ
  夕に祖国を思ふ   礎ここに 築かん  あらたなる  日の本のため

弐、そびえたつ 若人の城   みはるかす 人の巷は  風荒み 乱れ雲飛び 
  ゆくてに 波さかまくも   丈夫は 理想も高く  朝に勇智を 磨き 
  夕に平和を祈る   礎ここに 築かん  あらたなる 日の本のため

 


・防衛大學校第一應援歌



壱、敢然と建て 我らが友よ 栄冠の光輝き 戦乱の雲湧き上がる
   弛み無き練磨の後ぞ 闘魂に懸けて悔いなし 
   おお我等 国の護り 防衛大学校

弐、凛然と立て 我らが友よ 高らかに力を競い おおらかに秘技を尽くせ
   勝敗は神の心ぞ この生命賭けて悔いなし
   おお我等 国の護り 防衛大学校 


参、修然と建て 我等が友よ 栄光の道遠からず いつの日か蘇り来む
   この腕磨かんものぞ 青春に賭けて悔いなし
   おお我等 国の護り 防衛大学校



・第二應援歌



壱、武士や やそかける 人よ 汝らは知らん 自由が 青銅の太陽と
  裸の海であることを 捨てよ 小賢しさと 涅槃とを


弐、丈夫や 猛りける 人よ 汝らは知らん 勝利が 血と汗と
  涙であることを 掴め 栄冠を 母校の為に

 



・コンバットマーチ



  ○○倒せ ○○倒せ ○○倒せ
  かっ飛ばすぞ (オー)  かっ飛ばすぞ (オー)
  勝つぞ 勝つぞ 防大

 



・チャンスだかっ飛ばせ


  かっ飛ばせ かっ飛ばせ それ
  チャンスだ チャンスだ かっ飛ばせ それ
  チャンスだ チャンスだ かっ飛ばせ それ
  チャンス チャンス 防大
  チャンス チャンス 防大



・軍艦マーチ



壱、 守るも攻むるも 黒鉄の 浮かべる城ぞ 頼みなる
   浮かべるその城 日の本の 皇国の四方 守るべし
   真鉄の その艦 日の本に 仇なす国を 攻めよかし


弐、 石炭の煙は 大洋の 竜かとばかり 靡くなり
   弾撃つ響きは 雷の 聲かとばかり 響むなり
   万里の波濤を 乗り越えて 皇国の光 輝かせ



・抜刀隊


我は官軍我(わが)敵は  天地容れざる朝敵ぞ
敵の大將たる者は  古今無雙(双)の英雄で
之に從ふ兵(つわもの)は  共に慓悍(ひょうかん)決死の士
鬼神(きしん)に恥(はじ)ぬ勇あるも  天の許さぬ叛逆を
起しゝ者は昔より  榮えし例(ためし)あらざるぞ
敵の亡ぶる夫迄(それまで)は  進めや進め諸共に
玉ちる劔(つるぎ)拔き連れて  死ぬる覺悟で進むべし






・歩兵の本領                   


万朶(ばんだ)の桜か襟の色  花は吉野に嵐吹く
大和男子(やまとおのこ)と  生まれなば
散兵線の  花と散れ

わが一軍の勝敗は  吶喊(とっかん)最後の数分時
歩兵の威力は  ここなるぞ
花散れ勇め  時は今

歩兵の本領  茲(ここ)にあり  ああ勇ましの我兵科
會心(えしん)の友よ  さらばいざ
共に励まん  我任務