Practice練習内容
稽古グループ
16:50- 足さばき
練習に先立ち、基礎となる足さばきを確認します。
足を正しく動かせているか、腰から上はぶれていないか。
細心の注意を払って実施します。
17:00- 素振り
続いて刀を使い素振りを実施します。
面、胴、袈裟の3つの基本的な振りおろし方を確認します。
17:15- 礼式
昔から道場においては「三節の礼」といい、まずは神前に対し、
次いで師範に向かい、更に同僚に対しても
礼をつくすものとされています。
居合道はその上に、精神の拠り所である「刀」に対しても
敬虔な礼式を行うこととされています。
稽古後はこの礼式が逆の順でもう一回実施されます。
17:20以降- 業の稽古
防衛大学校居合道部の流派は無雙直傳英信流であり、
その業の種類は大まかに8種類に大別されます。
部員は業の習得を通じ、日々精神修養に励んでいます。
○正座之部 十一本
前 右 左 後 八重垣 受流 介錯 附込 月影 追風 抜打
○立膝之部 十本
横雲 虎一足 稲妻 浮雲 颪 岩浪 鱗返 浪返 瀧落 真向
○奥居合 居業之部 八本
霞 脛囲 戸詰 戸脇 四方切 棚下 両詰 虎走
○奥居合 立業之部 十三本
行連 連達 惣捲 惣留 信夫 行違 袖摺返 門入 壁添 受流 暇乞一 暇乞二 暇乞三
○奥居合 番外之部 四本
速浪 雷電 迅雷 四方切
○大日本抜刀法 基本之形 七本
順刀一 順刀二 追撃刀 斜刀 四方刀一 四方刀二 斬突刀
○奥之形 四本
前敵逆刀 多敵刀 後敵逆刀 後敵抜打
○英信流居合形 太刀打之位 七本
出合 拳取 絶妙剣 独妙剣 鍔留 受流 真方
体力練成グループ
将来幹部自衛官となる者として、体力練成は必須です。
居合道部においても自重トレーニングや体幹トレーニング、30分間走など
各人の練度に合わせ実施しています。