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そもそも銃剣道の芽生えは、日本古来の槍術の心技に由来し、銃の変遷と渡来に伴って展開したもので、初めは銃槍格闘と称せられ、次いで銃剣術と名付けられ、さらに銃剣道と改められたものである。
時代とともにその名称は変わったが、術を道に改めたのは昭和16年、大日本銃剣道振興会が設立されたときである。当時銃剣道もたの武道と同様、実戦武技としての域を脱することは甚だ困難な状態であった。したがって、その普及対策も一応競技会が実施されていたものの、それにも増して訓練に重点が置かれていた。 |
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昭和31年全日本銃剣道連盟が結成され、スポーツとして新たに発足した現代の銃剣道は、その心技の内容については、戦前の実戦武技的色彩を払拭し、しかも古来伝統の武道の真髄を継承しつつ、全く新しい大目標にむかって競技会を主体とした近代的スポーツとして発足した。
その目標とするところは、銃剣道の修行によって心身を鍛練陶冶することである。即ち、心技両面にわたる修行の効果によって社会人としての道徳性を高め、処世万般に必要な礼節、剛健、信義、謙譲、克己等その他の精神要素を涵養するとともに強健な体躯を造りあげ、真の人間形成に資することを目指したものである。 |