部長挨拶

 防衛大学校剣道部は昭和28年11月に発足しました。今年で発足以来55年目になる伝統を持っています。発足当時は保安大学校という名前でしたが、防衛大学校という名前に変わってからも剣道部の活動は続けられ現在に至っています。剣道部のOBは既に600名を超えており、日本全国各地方に於いて活躍されています。現在は70名から80名の部員が在籍し、剣道場で汗を流しています。

 防衛大学校は、皆様ご存じのように、将来の日本国の安全と国際平和に貢献する自衛隊の幹部を育てる大学校です。学生の4年間の部活動は、ただ単に剣道が強くなりさえすればいいのではなく、剣道を通して自衛隊の幹部としての資質を高めていくことを要求されています。部長以下剣道部の顧問は、学生の技術の錬磨と共に、自他を認め合う中で五常五徳の精神、克己心、平常心など精神面の育成にも力を注いでいます。

 練習内容は、姿勢を正しくした基本技重視の稽古であり、正々堂々とした剣風の修得を目指した地稽古、意気盛んに激しく打ち込んでいく懸かり稽古の3本立てであり、日本全国どこで稽古をお願いしても恥ずかしくない剣道を身につけることを目標にしています。

 学生は、「稽古の時は自他共に厳しく、激しく、そして稽古の時以外は和気藹々」を雰囲気として持ち、伸び伸びと真剣に稽古に取り組んでいます。

防衛大学校剣道部部長  教士八段 田島 東海男


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