ボートは、大学では非常に盛んでメジャーな競技です。
防大生にとっては、カッターをよりシンプルにしたもの、と考えてもらえばよいと思います。
ただ、ボートはスピードを追求するために、非常に軽い艇であるため、波のある海に出ることはできません。
よって、湖や川の下流、専用のコースでレースを行っています。
また、横幅も狭いために、横に並ぶことはできないので、縦一列で並びます。
上から見るとこんな↓感じです。

オールは、左右を順番に持つタイプ(スイープ)と、
一人で左右2本持つタイプ(スカル)があります。
上の写真は、スイープですね。
更にボートでは、ストレッチャーに足を固定し、シートの下にレールを引いて、シートが動きます。
カッターで言えば、前の人の漕手座に足が固定されていて、自分の漕手座が動くのです。
足でストレッチャーを蹴る力が、主な推力になります。
こんな感じです。↓
舵手なしフォア



さらに、ボートには1人乗りから8人乗りまであり、スイープタイプとスカルタイプのものがあります。
中でも大会などで主流となるのは、次のものです。
シングルスカル


ダブルスカル


クオード



フォア


エイト



原則として4人乗り以上の船にはCOX(コックス。舵手。)が乗ります。
これはカッターで言う艇長・艇指揮の役割です。
しかし中にはコックスのいないフォアやクオードもあります。
またコックスの位置が前のもの(上のフォア)と後ろのもの(上のエイト)があります。
レースの距離は2000mが主流です。エイトでは2000mを概ね6分台で漕ぎます。