カッター(短艇)って?



 カッターとはカッターボートの事を言い、旧日本海軍の艦艇に艦載された救命艇であった。ただ、実質は訓練用のボートとして使われ、海面に浮かべ、とう漕訓練により乗員の体力錬成と精神力を鍛える為のものであった。

 一般によく知られているボートやカヌーにくらべて、カッターは「艇」という規模であるため船体は大きい。また12人で一斉に漕ぎ、その迫力は怒濤の勢いそのものである。ボート等はよく湖や川で用いられるが、カッターは構造が頑丈である為に荒れた海でも転覆することなく乗り越える事が出来る。

 短艇委員会は防衛大学校の海技訓練場にある短艇(カッター、伝馬船等)の管理を行うとともに運動部系の校友会として短艇の漕法の錬摩、体力の錬成および強靭な精神力を涵養する事を基とし、毎年行われる全日本カッター競技会における優勝を目的として毎日活動している。