部長挨拶

バレーボール部長を2018年より務めております、電気電子工学科の北嶋武です。
長年に渡り部の発展に尽くされてきた福留先生のご退官に伴い、顧問の経歴がない中で模索する日々ですが、学生時代にお世話になったバレーに恩返しのつもりで微力ながら手助けできればと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
・バレーとの関わり
中高の部活動でバレーをやった自分のバレーとの出会いは小学5年時の担任の先生に遡ります。体育の時間の後、放課後に有志が集まって小さなクラブを開いていました。レシーブもトスもそのときに指導を受けていたと最近思い出しました。 スポーツではゴールデン・エイジ(9~12才)がテクニック系の基礎習得に重要と言われるそうですが、特に運動能力の高くない自分がそれなりに試合に出られたのはそんな刷り込みもあった様に思います。
・大学からのバレー
刷り込みが大きいとなると大学からバレーを始める学生には酷かもしれませんが、一生をバレーに捧げるという人は稀です。この先、職業人として様々な事態に対処するためには適応力こそが身を助けます。多様な能力を自発的に習得する現代人にとっては、未経験分野を習得するプロセスそのものを会得することがより重要だろうと思います。その意味で、得意不得意にかかわらず、スポーツに取り組む機会は大変貴重です。失敗が許される環境で未知の領域に果敢に挑戦してもらいたいと思います。
・目標
競技である以上は勝利こそ至上命題、ここは譲れない点であり、防大校友会としてはチームスピリットの醸成や目標達成へ向けた結束は必定です。個性を活かしつつも、勝利のために自己を捧げる、そうしたマインドを持つ部員たちの活躍を期待します。