ヨットは風のエネルギーをセイル(帆)に受けて、
推進力に変えて走らせます。
原理としては
@水面に浮かんだ木の葉が、
風に吹かれて走るのと同様に風に押されて走る。
Aセイルに風を流すことにより
揚力
を発生させて走る。
@の原理は理解できると思いますが、
ここではAの
揚力
について話していきます。
この
揚力
とは飛行機が飛ぶ原理としても有名です。
わかりやすいと思いますので、
飛行機が飛ぶ原理を例にとって説明していきます。
図1は見ていただくとわかりますように
飛行機の翼の断面図です。
飛行機は離陸のときに時速約300kmのスピードで走り、
前から風を受けます。
そのまま風は翼上面と翼下面に分けれます。
この分かれた風をわかりやすくAさん、Bさんとします。
AさんとBさんはとても仲良しなので、入口から入ってから
出口に出るまでに同じ時間で出たいのです。
とっても仲良しなんですねー。
人間もマラソンで長い距離を走るとたくさん汗をかいて
体重が軽くなります。
(AさんとBさんは体重までも一緒、仲良しですねー。)
しかしここでAさんのほうが
同じ時間で長い距離を走らなくてはいけません。
たくさん汗をかくAさんのほうが体重が軽くなります。
表現を変えると
AさんはBさんよりも空気の密度が低くなるという事です。
ここで最初にも説明したように
AさんとBさんはとても仲良しなので、
BさんからAさんに体重を分けようとします。
ここまで読んでくれたマニアックな皆さんは、
なんで体重を分けるの?と考えてしまいますが、
ここはあえてツッコまないでください。
まあ言葉で説明するならば
自然の摂理とでも言うのでしょうか。
この圧力差によっておきる
体重を分けようとする力が
揚力
といいます。
この力で飛行機は大空へと飛んでいく訳なんですね。
飛行機の翼の例えを元にヨットが走る原理を説明していきます。
セイルは特殊な布を左右どちら側にも膨らむようにカットし
つなぎ合わせて作られています。
この膨らみの内側と外側に風が通ると
セイルの外側つまり膨らんだ側に
揚力
が発生します。
しかしこれだけではヨットは横に流れるため、
ヨットの下に出ている
センターボードが横に流れる力を抑え、
前進する力
に変えるわけです。(図2参照)
(
オーパルさんホームページから引用させていただきました
)