2000年11月17日掲載

「ジャーナリストの見た防衛庁・自衛隊」

2000年10月20日        

朝日新聞記者 谷田邦一        



■「自衛隊情報漏えい事件」の見方
(1)国際政治として……
 ・冷戦後も続く各国のスパイ狩り
   :EUが調査に乗り出した「エシュロン」、
         中国系米国人の核技術スパイ疑惑
 ・平和条約締結交渉との関係
   :日ロ首脳会談の難航と事件摘発のタイミング
 ・ロシアは友好国、それとも潜在的敵国?
   :冷戦思考をひきずる日本
(2)防衛問題として……
 ・防衛庁・自衛隊の「秘密」
   :ずさんな管理、指定基準の不明確、膨大な件数
 ・防衛交流の活発化
   :どこまで胸襟を開いていいのか?
 ・駐在武官による情報収集活動
   :公然活動なのか、諜報活動なのか
(3)公安事件として……
 ・「スパイ事件」と言えるのか:おおっぴらな「密会」
 ・警視庁公安部の壁:刑事事件より捜査情報が頼り
 ・事件の深層:??

■日本の防衛問題の見方

(1)安全保障の観点をどこに置くか……
     リアリズムとリベラリズムの違い[米国は日本をどう見てきたか]
(2)国家利益、住民生活どちらが優先?……
     基地問題から始まった日本の論議[沖縄の基地問題の行方]
(3)冷戦後の変化……
     「国境防衛型」の独自路線[日米安保の変質]