本科 |
化学I
火薬学T
火薬学U
火薬概論 |
研究科 |
推進化学 |
化学I 化学U
講義用資料(校内専用ホームページ)
火薬学T
理工学専門科目 必修2単位
(授業の位置付けと目的)
火薬類は発射薬、推進薬、鉱山発破、構造物破壊、結石破砕、爆発合成、エアバッグなどの産業だけでなく、医療や防衛などに用いられている。本講では火薬類の性質と用途、並びにその燃焼・爆轟現象について説明して、火薬類全般についての基礎知識を修得することを目的とする。
(授業内容)
・火薬学の基礎 ・化合火薬類 ・混合火薬類 ・火工品 ・火薬類の燃焼及び爆轟
・火薬類の性能試験 ・火薬類の貯蔵と消費 ・発破 ・実習
講義用資料(校内専用ホームページ)
火薬学U
理工学専門科目 選択必修2単位
(授業の位置付けと目的)
火薬学Iでは、火薬類全般についての基礎知識の修得を目的として、理論的な説明は少なかったが、本講では、火薬学Iで学んだ火薬類の性質や性能について、化学結合論、固体物性論、酸化還元反応、熱力学、反応速度論など化学の基礎に基づいた理論的に理解することを目的とする。火薬の燃焼波構造を理解するとともに、爆薬の爆轟波構造について、爆轟理論の基礎式を用いて理解する。さらに火砲弾薬について講述することによって、自衛官として必要な火砲弾薬を含む火薬類の知識を修得させる。
(授業内容)
・火薬類の基礎化学 ・火薬の性能 ・燃焼波構造 ・爆轟理論 ・火砲弾薬 ・火薬類の安全性
・弾道学
講義用資料(校内専用ホームページ)
火薬概論
教養教育 選択2単位
(授業目的)
火薬類とはいかなる性質を持っている物質なのか、どのような用途に用いられているか説明して、火薬類についての基本的な知識を身につけさせるとともに、火薬類取扱保安責任者試験に必要な知識を与える。なお、単位取得者は、火薬類取扱責任者試験の試験科目の一部が免除される。
防大卒業生の多くは火薬類を取扱う。理工系学生だけでなく、人文系学生の受講者に対して、火砲弾薬を含む火薬類等の爆発と燃焼がどのように利用されているか講述することによって、自衛官に必要な火薬類の知識を修得させる。
(授業内容)
・火薬類の基礎 ・化合火薬類 ・混合火薬類 ・火工品 ・火薬類の燃焼と爆発 ・発破
・火薬類の性能試験 ・火薬類の貯蔵と運搬 ・火薬類の消費、破棄と事故防止 ・火砲弾薬 ・実習
講義用資料(校内専用ホームページ)
火薬類と固体推進薬に関する出版物の紹介
(ここに紹介されている出版物は、講義で使用している資料の一部です)
火薬類
書 名 |
著 者 |
出 版 社 |
新編 火薬学概論 |
中原正二、蓮江和夫、甲賀 誠、伊達新吾 |
産業図書 |
火薬学 |
日本火薬工業会資料編集部 |
日本火薬工業会 |
エネルギー物質と安全 |
田村昌二ら |
朝倉書店 |
エネルギー物質の科学 |
吉田忠雄ら監訳 |
朝倉書店 |
火薬工学 |
佐々宏一 |
森北出版 |
火薬ケミストリー |
長田英世 |
丸善 |
火器弾薬技術ハンドブック |
弾道学研究会 |
防衛技術協会 |
火薬分析ハンドブック |
火薬学会 |
丸善 |
火薬のはなし |
久保田浪之介 |
日刊工業新聞社 |
火薬のはなし |
松永猛裕 |
講談社 |
固体推進薬
書 名 |
著 者 |
出 版 社 |
プロペラント ハンドブック |
火薬学会プロペラント専門部会 |
火薬学会 |
ロケット燃焼工学 |
久保田浪之介 |
日刊工業新聞社 |
ロケットエンジン概論 |
桑原卓雄 |
産業図書 |
ロケットエンジン |
中村佳朗ら |
森北出版 |
ミサイル技術のすべて |
防衛技術ジャーナル編集部 |
防衛技術協会 |
トコトンやさしいミサイルの本 |
久保田浪之介 |
日刊工業新聞社 |
ロケット工学 |
木村逸郎 |
養賢堂 |
ロケット推進工学 |
望月昌監訳 |
山海堂 |
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