防衛大学校
  応用科学群
  応用化学科

  火 薬 学




 火薬というと、まず「爆発」をイメージして危険な物質であり、扱いにくいと考えてしまう方が多いと思いますが、建設、医療、宇宙開発などのさまざまな分野で幅広く使用されています。当講座では、火薬類に関する研究をしています。
 火薬類は、火薬類取締法によって規制されています。火薬類取締法では、火薬類を火薬爆薬火工品の3つに分類しています。

   火薬は、主に推進的爆発の用途に使用される火薬類、

   爆薬は、主に破壊的爆発の用途に使用される火薬類、

   火工品は、火薬又は爆薬を使用してある目的のために加工された装置
と定義されています。
 花火は、最も馴染みのある火薬類であり、火工品に分類されています。物体を飛翔させるために使用される火薬類、例えばロケット推進薬や弾丸を発射させるは発射薬は火薬に分類されます。ダイナマイト、トリニトロトルエン、ニトログリセリンなどの物体を破壊するために使用する火薬類は、爆薬に分類されます。

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