サイバ—セキュリティ

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見えない脅威から未来を守る

サイバーセキュリティ講座では、情報資産の機密性、整合性、可用性を確保するための技術を研究しております。研究分野は、主にセキュリティの基盤となる暗号や情報理論関係の分野と、それらを応用したハッキング等のネットワークセキュリティ関係の分野に大別されます。

教官

氏名職名
田中秀磨教授
三村守准教授

本講座が目指すもの

私たちの身の回りには、サイバーセキュリティに関する難しい問題が数多く存在します。これらの問題は、攻撃者の立場で考えるとより脅威をイメージし易くなります。

例えば、

  • 「どうすれば他人のメールやメッセージを盗聴できるか?」
  • 「どうすれば他人のコンピュータやスマートフォンに不正アクセスできるか?」
  • 「どうすれば不正アクセスの痕跡を消せるか?」
  • 「どうすればウイルス対策ソフトや侵入検知システムを回避できるか?」
  • 「どうすればAIのセキュリティ機能を迂回してサイバー攻撃に活用できるか?」

といった問題です。

サイバーセキュリティは、このような攻撃者側の視点から導出した脅威に対して、数学、統計学等の知識を駆使して構築した理論や、実務から得た知見を実装したプログラムを用いて分析することで、勘や経験に頼ることなく、客観的かつ効果的な対策技術を検討し、新たな知見を得ることを目指します。


本講座のコアコンピテンシー

社会や組織に存在する脅威への対策技術を検討するため、

  • 暗号理論(暗号等の安全性を客観的に評価する)
  • 情報理論(新たなサービスや考え方を創造する)
  • AIを活用したサイバー攻撃の検知(AIでサイバー攻撃を検知する)
  • サイバー攻撃の検知技術の回避(検知技術をAIを悪用して回避する)
  • AIのセキュリティ(AIの対策技術を回避して悪用する)

といった多様な手法を取り扱います。


本講座で得られる経験

サイバーセキュリティ技術には情報処理に関するあらゆるスキルが関係しており、情報処理の総合格闘技と言われることもあります。その影響範囲は幅広く、自衛隊に限らず、民間企業、政府、公共機関、個人もサイバーセキュリティとは無関係ではいられません。サイバー空間は第5の戦場とも呼ばれ、自衛隊の任務にも密接に関係しています。パソコンやスマートフォン等のネットワーク機器に限らず、スマートウォッチ、車、家電等、あらゆるモノがインターネットに接続され、サイバーセキュリティは日常生活にも欠かせない存在です。

本講座では、サイバーセキュリティの理論を探求するとともに、その手法を用いて現実社会の様々な課題解決に貢献することを目指しています。データ分析能力、論理的思考力、問題解決能力に加え、他者の斜め上を行く斬新な発想力を身に着け、社会にインパクトを与える研究に挑戦してみませんか? さらに大学院に相当する研究科を修了して2年以上の実務に従事すると、最高難易度(レベル4)の国家資格である「情報処理安全確保支援士」の認定の申請ができます。