衛星から送信される搬送波の位相を利用して利用者局GPS受信機アンテナ とGPS衛星間の測距を行っている。従来より干渉測位方式と呼ばれてきた。 通常、英語ではCarrier Phase ... と呼ばれることが多いので、それに素直に 従い搬送波位相測位方式とした。
また、RTK-GPSの基礎的な測位精度を調査するため、ゼロ ベース ラ イン(Zero Base-Line)と基線長20 mにおいて、基準局受信機と利用者局受 信機間のデータ伝送を、ケーブルで直結して行った場合の結果を示す。
その他、搬送波位相測位方式には、
ストップ アンド ゴー, 擬似キネマティック, ダイナミック(連続キネマティッ
ク)方式, ラピッド スタティック, 擬似スタティック, リオキュペーション,
セミキネマティック, 真キネマティック等、たくさん存在するが、それぞれ類
似のものであったり、同名であっても少し方法が異なったりと明確に分類する
ことができないので、ここでは特に記述しない。
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2000年 7月 19日 作成