防衛大学校 銃剣道部
 
   
  銃剣道とは  
 
競技紹介 銃剣道
 銃剣道は、日本の伝統的古武術である槍術を源流とした武道で、宝蔵院流・佐分利流・疋田流・貫(管)流等の槍術の流派の秘術を余す処なく取り入れて更に剣術の理論等を合わせて研究を重ね集大成したものです。

 現在では国民体育大会の正式種目になるなど、自衛隊で行われている戦技としての銃剣格闘とは一線を隔した、現代における槍術として発展中の武道です。

 試合は10メートル四方の正方形のコートで、制限時間内に木銃で有効となる部位を早く、正確に突いて勝敗を競います。有効となる部位とは、相手の左腕の上から胸を突く「上胴」、相手の左腕の下から胸を突く「下胴」、相手の喉を突く 「喉」また、相手の姿勢が崩れたときの正面から胴を突く「胴」、相手が左腕や左肩でかわそうとする時の「肩」、「小手」があります。これらの有効部位を気、剣、体を一致させて突いた場合1本となります。
 試合の方法は主に3本勝負です。


短剣道
 短剣道とは日本古来の小太刀の形を基本として組み立てられた武道です。

  試合方法は銃剣道と同じで、有効となる部位は「面」・「小手」・「胴」・「喉」です。剣道とは、「胴」を突くという点で違います。また、相手と接近した瞬間に相手の腕をつかむことにより動きを制して突く「制体による突き技」があります。
 
 

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