UIC留学記 〜第4回 学会発表〜
シカゴに来て早いもので1年弱が経ってしまいました。ちょうど、新年のあけた頃、Bossから、5月と6月にノートルダム大とオハイオ州立大でそれぞれ、タンパク質のFoldingと低分子分光学の学会があるから、参加してきなさいと言われ、研究室のインド人とパキスタン人と3人で5月、6月に隣の州のインディアナ州にあるノートルダム大学とオハイオ州にあるオハイオ州立大学に行ってきました。
ノートルダム大学で行われたProtein Foldingの学会(4th Annual Midwest Conference on Protein
Folding, Assembly, and Molecular Motion)は、アメリカ中西部のBiophysistを対象とした学会で、主にミシガン大、イリノイ大、ノースウエスタン大、シカゴ大、ピッツバーグ大の著名な先生方の講演を聞く機会がありました。特に、私は、Poster発表だったのですが、ミシガン大のProf.
C.L. BrookIIIと5分ほどのDiscussionができたのは光栄でした。
ノートルダム大学は、アメリカ中西部を代表する大学で、建物も中西部特有のキャンパスだそうです。大きな敷地の中にある、大きな芝生はなんともゆったりとした時間を体験することができました。UICとは全く違う雰囲気でした。
ノートルダム大学のキャンパス内
3週間後に研究室の大学院生2人と3人で車で約7時間かけてオハイオ州のオハイオ州立大まで行きました。詳しくは書きませんが、行き帰りの車内ではこれまでに経験したとことのない異文化コミュニケーションを体験しました。
オハイオ州立大では、63rd International Symposium on Molecular Spectroscopyという歴史の古い学会に参加しました。この学会には世界中の分光学の研究者たちが集まり、日本からも20〜30名ほど参加されていました。私も分光学を使用しているので様々な最新の分光学に触れることができました。
オハイオ州のコロンバス市
学会会場であるオハイオ州立大学と懇親会