学科長挨拶
国際関係学科のウェブサイトへ、ようこそ!ロシア・ウクライナ戦争やイスラエル・ガザ危機など、世界では、紛争や戦争が依然として続いています。さらに中国やインドなど新興国のパワーが大きくなり、これまでのルールや秩序に挑戦が突き付けられています。みなさんは、そんな状況を理解しようと、インターネットなどで関連情報を探しているでしょう。しかし、情報があまりにも多すぎて、何を、どう理解していいか迷っていませんか。
国際関係学科は、「国際政治・外交史」「国際法」「地域研究」という3つの柱から専門的な知識を深め、それらを有機的に結びつけ、多角的な視点から国際社会を理解するための学びの場を準備しています。
国際関係学科には、各国大使館での勤務や留学での海外長期滞在、海外での現地調査など現場経験、海外経験の豊富な教官が揃っています。学界などで多くの専門的な研究の成果を発表していることはもちろんですが、それだけではありません。テレビや新聞などメディアでの解説、政府機関や国際機関の活動への参加を通じて、広く社会に貢献しています。
わたしたちはみなさんに、講義やゼミで、専門知識や自分たちの経験を惜しみなく伝えています。そんな話を聞いてみたいと思いませんか。きっとみなさんは、自分が知らないことばかりで、ワクワクした気持ちになって、もっともっと知りたいと思うに違いありません。その積み重ねで、国際関係学科の学生には自分の頭で考え、判断する力を身につけてもらいたいのです。
国際関係学科の卒業生は、偏った視点ではなく多角的な視点から国際社会の変化を理解することの大切さを知って卒業し、今や一目置かれる幹部自衛官として活躍しています。みなさんにもそんなふうになってもらいたい。ぜひ国際関係学科の門を叩いてください。国際関係学科の教官は、みなさんを歓迎します。
国際関係学科長
伊藤 融