長野県の鉱山


黒姫鉱山

概要

主要産物:鉄
事業主:東北電化
所在地:長野県上水内郡信濃町柏原

沿革

閉山時期は不明。地元の人の話では、 操業を止めてからもう四、五十年は経つとのこと。 赤土の中から鉄を採っており、鉱山という感じではないらしい。

(1998年8月)

現状

畑。ひたすら畑。

交通

JR信越線黒姫駅よりすぐ。

浜横川鉱山

概要

主要産物:マンガン
事業主:浜一勝衛
所在地:長野県上伊那郡辰野町

沿革

閉山時期その他不明。

現状

地元の人によれば、もう何も残っていないとのこと。 現在は辿り着くことも困難であると言われた。

(1998年8月)

交通

JR中央線辰野駅より西。小横川の上流。

米子鉱山

概要

主要産物:硫黄
事業主:中外鉱業
所在地:長野県須坂市米子

沿革

閉山時期は不明。戦後であることは確か。 群馬県の小串鉱山とちょうど山向かいである。 地元の人の話では、硫黄採掘停止後もろう石を採取していたとのことである。

現状

完全に整地された跡地が広がる。 小学校、診療所、保育所、大浴場、索道跡などの 案内板の文字がかろうじて読める。 しかし、ただの草地である。

ものすごい山奥である。 高さ100mにも達する柱状節理の絶壁に囲まれた谷間に、 ぽっかりとのどかな草地が広がっている。 こんな場所に町があったとは。 鉱山跡地の眼前に広がる 米子の大瀑布は一見の価値がある。

(1998年8月)

交通

長野電鉄須坂駅より南東。 米子の集落より、米子瀑布を目指し自動車で約12km登る。 駐車場に案内板があるので、それに従い800m徒歩で登る。


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