地球海洋学科

シラバス


科目名

流体力学

区分・単位

必修・2単位

開講時期

2学年前期

基礎とする科目:

発展科目:地球流体力学

授業の位置付けと目的

地球海洋学科では、大気、海洋、地殻、地球内部から、宇宙における天体までを教育研究の対象としている。広範なこれらの対象を扱う上で、その基礎となっているのが流体力学である。この講義では、より一般的な流体力学の基礎を習得させることを目的としている。

授業計画

週/章

授業内容

到達目標

1

物理量、単位、ベクトル

流体力学の基本的概念や基礎となる数学を理解し、使えるようになる。

2

ベクトル(続)

3

流体の定義、圧力

4

流体の運動の表し方、流線

5

渦度

6

時間微分と加速度

流体の運動方程式を理解する

7

運動方程式

8

運動方程式(続)

9

完全流体の運動

様々な条件下での流れについて理解する

10

完全流体の運動(続)

11

ベルヌーイの定理

12

ベルヌーイの定理の応用

13

粘性

14

レイノルズ相似則

15

境界層

成績の評価:

次のとおりであるが、授業の進展により各評価項目の割合を変更することがある。再試験:有。

小テスト15回(40%)、定期試験(50%)、授業態度(10%)

参考書:

日野幹雄「流体力学」朝倉書店       「図解流体力学の学び方」オーム社

神部 勉「流体力学」裳華房        「基礎から学ぶ流体力学」オーム社

今井 功「流体力学」岩波書店

巽 友正「流体力学」培風館

その他: