科目名

天文学

区分・単位

必修・２単位

開講時期

２学年後期

基礎とする科目：

発展科目：地球惑星科学、宇宙物理学

授業の位置付けと目的

我々人類をはじめ地球上のすべての生命にとってかけがえのない地球という惑星は、どのようにしてこの宇宙に存在するようになったのであろうか？地球をとりまく宇宙はどのような構造をもち、どのように進化してきたのだろうか？宇宙の果てはどうなっているのだろうか？この講義では、このような疑問への解答を探りつつ、地球をとりまく宇宙についての基礎知識を学び、人類による宇宙の認識史を学ぶ。

授業計画

週／章

授業内容

到達目標

1

はじめに

リベラルアーツとしての天文学の重要性

2

天文学史

天動説の物理学モデル

3

天文学史

地動説の物理学モデル

4

天文学史

惑星の軌道決定処方

5

天文学史

ケプラーの法則

6

天文学史

万有引力の法則

7

天体物理学基礎

距離と明るさの表記法

8

天体物理学基礎

天体分光学の基本原理

9

天体物理学基礎

望遠鏡の性能評価

10

太陽系

太陽系形成の標準モデル

11

恒星

恒星の多様性と基本的物理モデル

12

コンパクト天体

白色矮星、中性子星、ブラックホール概説

13

銀河系

天の川銀河の構造

14

銀河

銀河の多様性と形成、進化

15

宇宙論

ビッグバン理論の成り立ち

成績の評価：

次のとおりであるが、授業の進展により各評価項目の割合(%)を変更することがある。

試験(90%)、授業態度(10%)　　再試験あり

教科書：

参考書：宇宙の一生（釜谷秀幸：恒星社厚生閣）

　　　　シリーズ現代の天文学　１ 人類の住む宇宙（日本評論社）

　　　　新・天文学事典（講談社：ブルーバックス）

その他：