シラバス
科目名 |
地球海洋学実験Ⅱ |
区分・単位 |
必修・1単位 |
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開講時期 |
3学年後期 |
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基礎とする科目:物理学 |
発展科目: |
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授業の位置付けと目的 主に野外実験を通して、1)地球海洋学に関する物理過程、自然現象の理解と体験、2)講義・実験・演習で得た知識の応用をはかる。 数班に分かれて以下のテーマを行う。 |
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授業計画 |
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週/章 |
授業内容 |
到達目標 |
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1 |
天体観測 (夜間観測を行う) |
近傍の天体の観測を行なうことで、天体の動きや望遠鏡の動作原理について、さらに、天体そのものについての理解を深める。 |
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2-5 |
A 海水温及び塩分濃度・流速の測定 B 音響測深 (4週でA・Bの2テーマを行う) |
A 2日間にわたり東京湾沿岸において海上観測を行い、海洋学における基本的な海洋観測手法を習得する。 B 超音波を使って海底の水深値を計測する海上実験を行い、装置の使用方法、データ処理法を習得する。 |
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6-8 |
物理探査実験 |
地下構造屈折波探査(人工地震探査)の基礎を学び、実際に地震計を使って地震波を観測し、大学敷地内の地下の地震波速度を解析する。 |
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9-11 |
振り子による重力加速度測定 |
振り子の周期を測定することで実験室内の重力加速度の計測を行う。その際、計測誤差の評価方法についても学習する。 |
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12-14 |
ソーナー信号処理 |
フーリエ変換を用いた代表的なソーナー信号処理手法として、パワースペクトル、スペクトログラム、クロススペクトルを対象とし、空中模擬実験を行って理解を深める。 |
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15 |
その他 |
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成績の評価: 第1回目の授業において、担当教官から学生に示す。再評価あり |
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教科書:「地球海洋学実験テキスト」および資料配布 参考書: |
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その他: |