シラバス
科目名 |
大気科学 |
区分・単位 |
選択必修・2単位 |
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開講時期 |
3学年後期 |
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基礎とする科目:気象学概論、海洋大気物理学 |
発展科目:航空気象学 |
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授業の位置付けと目的 日々の天気予報を理解するための大気力学の基礎、および地表面付近の気象現象を支配している大気乱流について基礎を修得する。 |
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授業計画 |
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週/章 |
授業内容 |
到達目標 |
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1-3 |
大気力学の基礎 |
大気の運動を記述する基礎方程式系を解説する。これまで学んできたことを再整理し体系化して理解することが目標である。 |
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4-5 |
大気力学で使用される物理数学 |
大気の基礎方程式系を解く際に使用する数学知識について解説する。数学の世界と物理の世界との関連性を理解することが目標である |
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6-9 |
大気熱力学の基礎 |
大気中の熱力学の基礎を解説する。水の相変化に伴う潜熱の出入りが降水システムの発達過程とどのように関係しているのかを理解するのを目的とする。 |
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10-15 |
運動方程式を用いた大気現象の理解 |
2、3の大気現象を例として取り上げ、運動方程式を中心とした方程式系ではそれらの現象がどのように表現されるのかを解説する。 |
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成績の評価: 次のとおりであるが、授業の進展により各評価項目の割合を変更することがある。再試験:有。 定期試験(90%)、授業態度(10%) |
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教科書:随時プリントを配布する 参考書: 小倉義光、総観気象学入門、東京大学出版会 九州大学大学院大気海洋環境システム学専攻、地球環境を学ぶための流体力学、成山堂書店 二宮洸三、気象予報の物理学、オーム社 |
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その他: |