シラバス
科目名 |
宇宙物理学 |
区分・単位 |
選択必修・2単位 |
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開講時期 |
4学年前期 |
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基礎とする科目:天文学、地球惑星科学 |
発展科目: |
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授業の位置付けと目的 宇宙空間で起こっている現象が、今まで習ってきた基本的な物理過程で記述できることを理解したうえで、これらの物理現象が人間の生活環境にまで影響していることまでを学ぶ。遠い宇宙の出来事を身近な現象として捉えてもらうことが目的である。 |
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授業計画 |
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週/章 |
授業内容 |
到達目標 |
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1 |
はじめに |
宇宙(空間)物理学で学ぶことを概観する |
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2 |
宇宙空間 |
天文学で学んだ太陽系や銀河について復習する |
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3 |
太陽 |
恒星の一つとしての太陽について復習する |
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4 |
惑星系空間 |
惑星の種類とその構造について復習する |
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5 |
地球と月 |
惑星としての地球と、衛星としての月について復習する |
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6 |
大気圏外での観測 |
衛星観測の特徴について学ぶ |
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7 |
太陽プラズマ流 |
太陽風の特性について学ぶ |
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8 |
惑星間磁場 |
黒点から惑星間空間までの磁場構造について学ぶ |
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9 |
宇宙線と惑星間空間 |
宇宙線とその伝播過程について学ぶ |
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10 |
太陽フレア |
太陽フレアの起源と発達過程について学ぶ |
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11 |
太陽電波バースト |
太陽フレアに伴った電波放射について学ぶ |
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12 |
太陽宇宙線 |
太陽フレアに伴った宇宙線の加速機構について学ぶ |
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13 |
プラズマの津波 |
太陽フレアに伴ったプラズマの流れについて学ぶ |
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14 |
地球嵐 |
太陽フレアに伴って地球で発生する現象について学ぶ |
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15 |
宇宙天気 |
宇宙天気の現状について論ずる |
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成績の評価: 平常点(授業態度)(50%)、レポート(50%) 再試験の有無:再評価なし |
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教科書:宇宙空間物理学(裳華房) 参考書:太陽地球系物理学(名古屋大学出版会) シリーズ現代の天文学 10 太陽(日本評論社) |
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その他:学生の興味に応じ、講義内容の順番を入れ替える場合がある。 |