シラバス
科目名 |
気候学 |
区分・単位 |
選択・2単位 |
||
開講時期 |
4学年前期 |
||||
基礎とする科目:気象学概論、大気科学 |
発展科目: |
||||
授業の位置付けと目的 気候は長期間にわたる平均的な気象状態を意味するが、それは絶妙なバランスの上に成り立っている。本講義では地球温暖化現象を例題として、気候を形成するメカニズムを学ぶとともに、気候変動の実態、それをもたらす原因、そして将来の気候予測についての知識を習得する。 |
|||||
授業計画 |
|||||
週/章 |
授業内容 |
到達目標 |
|||
1-3 |
過去の地球の気候 |
地球の歴史を追いながら、過去の気候について概観する。過去の気候を調べる方法について理解する。 |
|||
4-7 |
放射と大気 |
温室効果を理解するのに必要な大気放射学について説明する。大気による地球放射の吸収について理解する。 |
|||
8-9 |
温室効果 |
温室効果がなぜ生じるのかを理解する。 |
|||
10-12 |
地球温暖化の全体像 |
温室効果だけでは説明しきれない気候メカニズムの全体像について補足説明を行う。 |
|||
13-14 |
将来の予測 |
温暖化の将来予測について、最新の研究成果を踏まえながら解説する。 |
|||
15 |
京都議定書で日本は何を約束したか |
京都議定書の内容、背景、成立の経緯と各国の情勢について説明する。 |
|||
成績の評価: 次のとおりであるが、授業の進展により各評価項目の割合を変更することがある。再試験:無 レポート(90%)、授業態度(10%) |
|||||
教科書:随時プリントを配布する 参考書: 小倉義光 一般気象学 東京大学出版会 安田延壽 基礎大気科学 朝倉書店 会田勝 大気と放射過程 東京大学出版会 |
|||||
その他: |