特別研究員制度の紹介
令和4年度特別研究員募集(2021年06月18日〆切)
【防衛大学校 特別研究員】
応募期限:2021年06月18日
採用職種:研究補助(研究科前期課程),教育補助(研究科後期課程)
募集人員:若干名
勤務地:神奈川県横須賀市走水1丁目10番20号
勤務時間:基本的に1日3時間程度
給与等:時給額1,417円~(学歴及び経験年数によります)
授業料:徴収しません
卒業要件:
研究補助(RA)においては2年間,教育補助(TA)においては3年間で必要な単位を修得し,かつ卒業論文の審査及び最終試験に合格すればそれぞれの研究科課程を修了(卒業)となります.
学位取得:
卒業要件を満たし,独立行政法人大学改革支援・学位授与機構に学位申請を行い,同機構の実施する学位審査に合格すれば,同機構から修士(理学、工学、安全保障学)又は博士(理学、工学、安全保障学)の学位が授与されます.ただし,同機構への学位申請等に係わる費用は自己負担となります.
詳細は下記ページをご参照ください.
https://www.mod.go.jp/nda/recruit/index.html
メッセージ
本講座では,学際的研究を行っており, 機械工学のとらわれず様々なバックグラウンドを持った学生を受け入れています. 特別研究員は,一般大学の大学院生と同じように,日々研究を行い(訓練等はありません),国際会議等でも積極的に発表をしています.
週1回のミーティングで自分の進捗について教官と相談し,残りの時間は自分で考えて研究を自発的に進めます.理論からハードウエア/ソフトウエア開発に至るまで,広くロボット工学に関する研究を行っています.また,他大学とも広く共同研究を実施しており,大学の垣根を越えて学生同士で切磋琢磨することができます.
本講座での研究についてのご質問は,下記連絡先までご連絡ください.
特別研究員の一日
08:30 出勤 |
メールの確認,一日の大まかな確認する. また自分の研究に関する論文の調査や,理論の調査などを行う. |
10:10 授業 |
授業は選択なため,自分の興味のある科目を受講しています. |
12:00 昼食 |
近くにあるコンビニか,海鮮丼のお店があるためそこで食事をとる. |
13:00 ミーティング |
実験や進捗状況などの報告を行い,意見をもらったりする. 結果や問題点について話し合う. ミーティング後は得られた意見など整理する. データの確認などをする. |
15:00 実験準備 |
実験部品や実験用のプログラムなどの作成を行う. 得られたデータを整理する用の処理も作っておく. 準備が出来次第,実験を行っていく. |
19:00 帰宅 |
お疲れさまでした |
08:30 出勤 |
メール,スケジュールの確認 [授業準備,授業,論文サーベイ,プログラム作成,ミーティング資料作成,ミーティング,プログラムの作成,シミュレーション,実機実験等] やることは進捗や日によって様々ですが,基本的には研究活動を行う一般大学の大学院生と変わりません. |
10:10 授業 |
この日は授業が3-4限(10;10~11~40)にあるため, 授業に出席. 防大は1コマ45分で基本的に2コマ連続(45+45の90分)の授業になっています. |
11:40 お昼休憩 |
今日は食費を抑えるために,自炊します. |
12:30 ミーティング |
週に1回,先生と研究メンバーでミーティングを行い,各自進捗の確認等を行います. |
13:30 メールや予定の確認 |
[授業準備,授業,論文サーベイ,プログラム作成,ミーティング資料作成,ミーティング,プログラムの作成,シミュレーション,実機実験等] やることは進捗や日によって様々ですが,基本的には研究活動を行う一般大学の大学院生と変わりません. |
22:00 帰宅 |
時間は日によりますが, 特に時間の指定はありませんので,自由な時間に帰宅しています. 感じ方は人それぞれだと思いますが,拘束は多くなく,一般の大学院生とさほど変わらない研究生活を送れると思います |
研究課題の例
- MR(Magneto-Rheological)流体を用いた手術シミュレータ用力覚提示装置の開発
- 脳外科/内視鏡手術用術具の開発
- ヒューマノイドロボットのパラシュート降下に向けた柔軟関節を有する等身大1脚ロボットの開発と衝撃緩和動作の生成
- 小型ヒューマノイドロボットによるスカイダイビング
- 多関節ロボットの挙動を単一関節試験器で解析可能なHardware-in-the-Loop Simulatorの開発
- 等身大ヒューマノイドロボット(ROBOTIS社THORMANG3)による,不審者のボディチェックシステムの開発
- 武力紛争の人道化に向けた遠隔操縦ロボット用統合状況把握システムの開発
- MR流体の切断流れ場の数値シミュレーション
- 磁性ソフトマテリアルを利用した新規デバイスの開発
- UAV(Unmanned Aerial Vehicle)の飛行中の流れ場の可視化